百合

名無しの侍

第1話 運命の出会い

早瀬 凛  佐藤 結望


私が女の子が好きだと気づいたのは

高1の春だった


ピンク色の桜が降る季節に

私は彼女に救われた


とある日、満員電車に乗った私は

人混みの中立っていた

私が通う高校は3駅先の高校だ

私の家からはとても離れていて電車賃が少し高い

朝は早起きをして身支度をするのが私の毎日の朝だ


満員なのはたまにあるが今日は特に満員だった

私はカバンからスマホを出そうと手を動かしていたら

後ろにいる40歳くらいの男性におしりを触られていた

私は怖くて声も出なかった

そしたら隣のいた私と同じくらいの女子高生が私を助けてくれた


結望 「この人痴漢してます」

男性 「は?!ち、痴漢なんてしてねぇーよ」

と男性は大声を上げて否定していた

結望 「これでもしてないと言いますか?」

女子高生はスマホで撮っていた写真を

男の人に突き出した

男性 「ひぃ、お、俺はやってねぇー」

と着いた駅に降りていった

私はどっと力が抜けた

結望 「大丈夫ですか?」と声をかけられた

凛 「だ、大丈夫です、ありがとうございました」

結望 「いえ、この時間多いんで気をつけてくださいね」

凛 「は、はい!!本当にありがとうございました」


と助けてくれた女子高生は降りていった


私はお礼を何回も言った

次会った時には私が助けたいとそう思った


凛 「あ、名前聞き忘れた...」

次会えた時名前と連絡先を聞こう

そう私は会えることを願った



私にってこれが運命の出会いとなる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

百合 名無しの侍 @sara320

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る