第7話
大学生活はとても楽しかった。
最後の学業の期間だったこともあるのだろう記憶にも新しい。
様々な友達ができバイトや単位を取るのに励む日々が続いた。
意味なく集まっては飲みにいく。
これがまたたまらなく楽しかった。
写真が趣味の友達がいいカメラで撮ってくれたサークルでの飲み会。
酔い潰れてる後輩にまだまだ酒を煽る先輩。
「この人酒癖悪かったな〜でも顔は良かったな」
ふと一枚の集合写真に目が留まる
別人かもしれないけどなんとなく面影がある。
でも同じサークルなら気づかない訳ない。
でも話した記憶もない。
話しかけられた記憶もない。
「〇〇さんって同じ大学だったの??」
人生のあとしまつ ヨコノタンボ @sidericefield
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