遺書 

銀髪ウルフ  

 プロローグ

To live gives up which person you are, and without having faith ,

              is more regrettable than dying while young.


あなたが何者であるかを放棄し、信念を持たずに生きることは死ぬことよりも悲しい。若くして死ぬことよりも。


ジャンヌ・ダルクが残した言葉の一つにこんな言葉がある。

自分とは何か。

信念を持たずに生きるという事は死んでいることと同義である。

周囲に流され、衆人の中に埋没し生きていく。

それが今の普通。

だけどそれでいいのか?


僕が僕であることにはきっと意味がある。

そして僕には僕の生き方があり、誰にも変わることのできない個だ。


僕は生きる。

僕として。

集団に埋もれてしまおうが僕が僕を見失うことがなければ僕は歩いていける。

僕が思うその先へ。


僕は生きる。



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