イブの真相

ボールペンと煙草を間違えかけた


そんなクリスマスイブの朝


私は躊躇なく ため息をつく


朝日の眩しさに思考も鈍る


一つのくしゃみで灰がとびちる


まるで粉雪のよう


早く掃除をしなければ


ハウスダストなクリスマスイブ


くしゃみが止まらず


ティッシュも底をつく


クリスマスイブに消耗品はつきもの


風も恥ずかしがる今日


大いに眠ろうと心に誓う


爆睡したつもりが まだクリスマスイブ


くしゃみは相変わらず止まらない


ほこりがまるで 粉雪のよう


早く掃除をしなければ


本当にハウスダストなクリスマスイブ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る