第12話メリーゴーランド
老若男女
全ての人がさまざまな顔を見せる
数えきれない人々が並び コイン一枚で乗車可能だ
乗車時間に不合理を思う人がいるだろう
しかしそこでは平等だ 絶対的に平等だ
定められた時間の中で
それぞれが思い考え 消えていく
時は止まってくれない
流れいく 流れ去る
心配は要らない
殆どの人が迷っているのだから
心配は要らない
迷うべき人生なのだから
やがて灯りも途絶え 動く事もなくなるのかもしれない
だけど信じている
コイン一枚一枚は繋がっている 魂の掟をもって
さまざまな表情が さまざまな仕種が
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます