第11話夢の雫
ポタポタと 何かが滴り落ちる音で目覚めた
誰もが眠り 誰もが多情な世界だ
私は深追いしない
いつまでも楽しく このメロディー聞いていたいんだ
今はキザなふりをしても良いんだ
明日の事なんて知りたくない 昨日の事なんてどうでも良い
誰もが夢を見てる そんな多情な世界だ
皆しぼりだしている
それをただ眺めているだけ それをただ聞いているだけ
食いつくそうなんて思っちゃいない
ポタポタと滴り落ちる 夢の雫
いくら集めても 美しくもない
それを眺めているだけ それを聞いているだけ
誰もが退屈を持て余している こんな多情な世界だ
今は馬鹿げた事をしても良いんだ
誰かが眠ったふりをしていても構わない
私の心に気づけないはずだから
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます