第9話確かなる存在
いつまでたっても覚めない夢を
昨夜の君の寂しさを忘れないように
昨夜の君の形が幻想でないように
大切な言葉を一つ紡ぎだして 君の心に預けるよ
昨夜の君をいつまでも描けるように
昨夜のあの雫が無駄にならぬように
ここおrに少しだけ隙間を開けておくよ
君の思う世界 昔の誰かの記憶とダブるよ
優しくない夜が そっと教えてくれたんだ
あどけない心が そっと伝えてくれたんだ
眠れぬ夜は 鍵をかけておくから
眠れる夜は 携帯を切っておくから
いつでも扉をノックしてほしい
いつでも温もりを忘れないでほしい
いつまで経っても覚めない夢を
昨夜の君の寂しさを忘れないように
昨夜の君の存在が確かであるように
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