風薫る

かおる 空にも昇る 心地かな


朝のウォーキング

この季節は気持ちがいい


気温が上がっていく前

まだ冷たい涼風すずかぜ

空は青、山は緑、鮮やかで

歩を進めれば、なんだか空へと昇っていくような


汗も少なく、楽しくなってきます!


▼▼▼


薫風くんぷう


初夏、若葉の香をただよわせて吹いてくるさわやかな南風。

(季語)夏


●風と山と


日本には風を彩る言葉も多く、それは季語にもなっています


「風薫る」「薫風」


これは五月のころ、初夏のそれ

よく「薫」とつけたものです


「言の葉連れつれ」でも語りましたが、「涼風すずかぜ」と読めば、これも夏の季語になります


「風光る」といえば、春

「秋風」もいいけど、「爽籟そうらい」とは難しくも俳句的

(「籟」は響きの意で、秋風の爽やかな響き。「日本の美しい言葉辞典」)

「木枯らし」は言わずもがなの初冬


山にも四季があります


春「山笑う」

夏「山したたる」

秋「山よそおう」

冬「山眠る」


それぞれ季語として使えばそれだけで粋と見てもらえる?

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