第十三夜 承認欲求と言う名の【闇】
殴さん小話、第十三夜始まるよぉ~~~(*'ω'*)ノ
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「教へ子よ 散れ山桜 此の如くに」の辞世の句……『ガコッ!!』
神風特攻隊の関行男大尉か!!( ゚Д゚)=○))з`)ちくしょ~!!これも知ってたか!!
レイテ沖海戦で、日本初の神風特別攻撃隊「敷島班」を指揮し、アメリカの護衛空母セント・ロー及び護衛空母3隻を撃沈させた軍人、関行男大尉(最終中佐)を紹介しようとしたら、またしくじってしまったアンポンタン・殴り書き書店でございます。
……にしても、凄い人ですね。
さてさて、そんな感じで、恒例の『関さんシリーズ』を終わらせた訳なのですが。
今回は、この様に、自分のすべき事をまっとうされた誉れ高くも高潔な軍人さんに因んで、ある精神論の話をしたいと思います。
そして、そのお題になるべく、借り出された課題は!!
『承認欲求と言う名の【闇】』……についてお話ししたいと思います。
なので当然、このタイトルからして不穏な空気が流れていると感じられると思いますので【閲覧注意】で(笑)
そんで『なんか嫌な予感がするなぁ』……って思った直観力の優れた方は、この時点で直ぐにブラウザーバックする事をお勧めいたします。
毎度毎度、危険な事しか書きませんのでね(笑)
***
さて、そんな訳でございまして。
この『承認欲求の【闇】』について、なにが言いたいのか?と申しますとね。
皆さん、これに支配されて、作家活動が本末転倒な結果に成っていませんか?って話なんですよ。
あぁただ、此処で誤解しないで欲しいのですが。
別に私は『承認欲求がある』事に対して、批判的な意見を言いたい訳じゃないんですよ。
いや寧ろ、こんなものは、誰だって多かれ少なかれ作家さんなら持ってるものですし。
これが全くないと言うのなら、WEB小説のサイトにアップなんてする訳がありませんからね。
誰かに読んで欲しいからこそWEBにアップしているんですから、これを否定したい訳ではありませんので、あしからず。
ただ、仮にそうであっても。
昨今のWEB小説界では、その承認欲求の求め方が少々歪な形に成ってきておりましてね。
ただ単に『読んで欲しい』と言う承認欲求だけが強くなってきており。
作家さんが、出来るだけ早く人気が出るだけの作品を書くようになってしまい。
本来『自分が読者さんに伝えたい内容(読んで欲しい内容)を読んで貰えていない』……っと言う、本末転倒な状態に成っている現状が少々見受けられるんですよね。
勿論『承認欲求を満たす』事をメインにされて、流行り物を書いてる方は、これで問題ないのですが。
本来、小説とは『自分の持っている知識の中から、これは大事だなぁ』っと言う物を文章化し、それを読者さんに伝える為に物語として綴っていくのが正しいしスタイルだと思うんですね。
まぁ、こんなもの『ただの綺麗事じゃん』『小説なんて読まれなきゃ意味がないじゃん』なんて安易に思うかも知れませんが。
逆に私個人としましては『自分の意思を伝えられない小説を読んで貰って、なんの意味があるの?』って思っちゃったんですよ。
……っと言いますか。
例え、少数の読者さんであっても、ちゃんと読んで貰えて、自分の意思が読者さんに伝わる方が良いと思うんですが。
いや寧ろ【少数の方にだけでも、自分の意思が伝わっただけでも万々歳』じゃないですか?(*'ω'*)
だって、そう言う考えの元で小説を書かないと。
①『本当の意味で、読者さんに覚えて貰えない』
これが、どう言う事かと申しますと。
何処かで見た様な内容の作品を、流行りのテンプレに沿って書いた所で、読者さんが、その作家さんをキッチリ憶えていると思いますか?
私は、これに関しては、ほぼ憶えてないと思いますよ。
もし頑張って、読者さんが憶えていて下さったとしても『あぁ、あのテンプレ作家ね』って言うのが関の山じゃないですかね?
そぉ……此処こそが、私の一番伝えたい所なんですよ。
承認欲求にのみ捕らわれて、自分の意思を詰め込めていないテンプレ作品を書いちゃうと、読者さんの認識と言うのは『どこにでも居る様な、ただのテンプレ作家』にしかならないんですよ。
この読者さんが捉えている様な、作家さんの認識が非常に良くない。
これは以前にもお話した内容なのですが。
『あるWEB作家さんが書籍化して、20万部も売れたのに、次回作は、WEBサイトに掲載して人気が出たら、また書籍化します』
っと編集者さんに言われたと言う、非常に悲しいお話をした事があると思うのですが。
実は、このお話には、まだ続きがありましてね。
その作家さん。
また書籍化されたいなぁ、っと思い、再びWEBサイトに新作を投稿したのですが……結果は散々な物で、前作は書籍で20万部も売れた作家さんなのに、その新作の評価は前作の1/100以下の評価しか貰えなかったそうです。
(これ、本当の話ですよ)
この状況、恐らく、読者さんの中で『新作と言っても、どうせまた同じ様な内容だろ』って思われてしまったのかもしれませんね。
……っと言う事はですよ。
WEBサイトに於ける人気と言うのは、作家さんに人気が付いているのではなく。
作品にのみファンが付いていると言う可能性が、非常に高くなってしまいます。
(勿論、例外もあるとは思いますが)
……っで、もし、この事象を、今この小話を読んで下さってる皆さんが信じて下さるのなら。
承認欲求に捕らわれて、流行りのテンプレ小説を書く意味なんて、何処にもないんじゃないですかね?
だって……承認欲求を満たす為に人気を得て、次回作で自分の伝えたい作品を書こうとしても。
読者さんが『あぁ、あのテンプレ作家、また新作書いてるんだな。でも、テンプレ作家なら、また同じ様な内容だろう』って思われちゃったら、例え次回作が、凄く良い話を書いても『テンプレ作家と言うレッテルを貼られて』もぉ読んですら貰えないのですから。
まさに作家としては、本末転倒な結果に成り兼ねないんじゃないでしょうか?
そんな訳で【まとめ】
①『無駄な承認欲求を満たす為に、自分の書きたい事を疎かにしてまで作品の方向性を変えない方が良い』
②『一度でもテンプレ作家のレッテルを貼られてしまうと、もぉそれは一生消えないデジタルタトゥー』
③『その場だけのビュー数やポイントに喜ばず、じっくり事を構えて、先を見据えた方が良い』
④『承認欲求を満たしたいだけの方は、逆に、流行りに乗って小説を書いた方が手っ取り早い』
……っとまぁ、こんな感じでございます(*'ω'*)
なので、人に注目されたいだけに小説を書いてる方以外は、承認欲求なんて物に捕らわれず、もっと自由に自分の作品を書いて下さい。
それはいずれ、貴方の作家としての個性と成り、その個性を気に入って下さった読者さんがファンに成って、次の作品にも興味を持って下さる様に成る筈ですから。
例え最初は少ない読者さんであっても、貴方の作品を、ちゃんと読んで下さっている方も居られるのですから♪
簡単に、悪魔(承認欲求)に作家魂を売っちゃいけませんよ(笑)
さて、この話、信じるも信じないも貴方次第です〇'ω'*)
―――おちまい(笑)
***
【後書き】
またまた、こんな戯言を読んで下さって、ありがとうございますです<(_ _)>
承認欲求・人気・他者への嫉妬……etc
この他にも、小説を書いていたら湧いてくる抗い難い負の感情が沢山あるとは思うのですが。
自分の書いているものが正しいと思うのなら、それをまっとうし続けた方が、私は良いと思います♪
継続こそが力ですからね。
慌てず、じっくり腰を据えてさえいれば、いずれ貴方の作品に大きな興味を持ってくる人が現れてくれる筈です。
それにね。
一時の感情に流されて、簡単に自分を捨ててしまったら。
それを取り戻そうとした時、その倍以上の時間が掛かると言う認識も持った方が良いかもしれません。
他者が一度持ってしまった貴方への認識は、そう簡単には覆りませんので( ;∀;)
(寧ろ、覆らない物だと考えるのが正しいと思います)
ああ後、これは【蛇足】なのですが。
WEBサイトで同じ様な作品を読むにしても、読者さんは同じ作家さんの作品を読むケースは非常に少ないです。
『どうせ同じ様な物を読むなら、ちょっとでも違う傾向があって『刺激』があるかもしれない可能性を求めて、ランキングに載ってる様な作品を選んで読みます』ので。
これがテンプレ作品の現実と言う物です。
(多分、皆さんも身に覚えがあると思うです)
……さてさて、これで今回の『承認欲求から生じる、本末転倒』なお話はお仕舞なのですが。
次回は何を書こうかなぁ……なんて思いながら、ネタ探しをしてきますです((((((*'ω')
それでは皆様、またお会いしましょう♪
ま~たねぇ~♪(*'ω'*)ノ
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