第七夜 Web小説に於ける裏腹な【闇】

殴さん小話、第七夜、始まるよぉ~~~(*'ω'*)ノ


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 しかしまぁ、勝率.962とは恐ろし……『ガコッ!!』


テメェ、まだ関さん繫がりをしやがるか!!( ゚Д゚)=|))з`)答えで張手!!


はい、どうも。

答えをキッチリ言えぬまま、無慈悲にも張り手で返答されたアンポンタン・殴り書き書店でございます。


ですが今回の解答は、比較簡単な答えでしたね(笑)

相撲界の超レジェンド。

生涯通算成績が254勝10敗で、勝率が.926と言う『雷電為右衛門さん』事『関太郎吉さん』です。

(江戸時代の活躍された、最強だと言われるお相撲さんですね♪)



さてさて、そんな感じで、毎度恒例に成った茶番「関さん繫がりシリーズ」はこれ位に致しまして、本日の殴さん小話のお題を発表しようと思います。


そして、そのお題は……【Web小説に於ける裏腹な【闇】】


賢明な読者様なら、もぉ、お題から察して頂けるとは思うのですが、また非常に嫌な事を書きます。

特に、これを読んで、嫌な気分になる作家さんは少なくはないと思いますので、この時点で嫌な予感がされた方は、即座にブラウザバックをお勧めします。

(読んでから「辞めときゃよかった」では、後悔、先に立たずですからね)


***


 ……っとまぁ、そんな不穏な空気を流しつつも、お話を始めていきたい所なのですが。

まずにして「何なんだ、このお題は?」って謎に行き付いた方も多いと思われます。


確かに【Web小説に於ける裏腹な【闇】】だけでは、意味が解りませんもんね。


なのでまず、このお題の解釈の仕方からご説明しますね。


では早速、このお題、一体どう言う意味なのか?


まぁ、正直言えば、あまり良い話ではないので、此処を書いて良いのか、悪いのか微妙な所なのですが……例え話で言うなれば、誰かの小説を読んでいて、こう言う場面に遭遇した事はありませんか?


その方の描かれている作品の中では『自己犠牲を払ってまで、人に尽くす主人公を書いている』のに『作家さん自身が、自分の時間だけを大切にして、読者さんを大切にしていない』なんて場面に遭遇した事はありませんか?


そぉ……『書かれている物語とは【裏腹】に、作家さんの態度にギャップがありすぎるんじゃないか?』って言う話なんですよ。

もっと解り易く言えば『作中では非常に献身的な行動をとる主人公を書かれているのに、作品に対するコメントには返信しない』っと言う方が居られたりするんですよね。


これこそが私の言う所の【裏腹な闇】

こう言った様な、ちぐはぐな行動をされている作者さんの事を指して【裏腹な闇】っと言った訳ですね。


まぁまぁ、こうやってお題として取り上げてはみた物の、これに関しては特別問題がある訳ではないのですが。

読者さんと言う物は、作品を書かれている作家さんに対して『自分が感動した事をコメントで伝えたり』して『作者さんと感動を分かち合いたくてコメントをする』訳なのですが。


これを作家さんが、コメントを読むだけの留まってしまい、返信しないとですね。


【ここ重要】

『物語では凄く良い事を書いてるのに、それとは【裏腹】に、この作家さんは、読者さんに対して時間を割けない人なんだ』

……って思われちゃう可能性があるんですよ。


これは、作家さんのイメージとしては非常に良くない。

これじゃあ、作品に対するリアリティが一切湧いてこず、ただ杜撰な性格なんだなぁ、認識に成っちゃいますもんね。


まぁ勿論、中には『返信を、どう書いて良いか解らない』っと言うシャイな作者さんも居られるとは思うのですが。

解らないからこそ、作家としてチャレンジする意味があり。

特にプロの作家を目指しているのなら『いつまでも出来ない出来ないでは通らない』っと思いますしね。


……って言いますかね。

もしそれで悩んでいるのなら、返信する事を、そんなに難しく考えなくても良いんですよ(*'ω'*)


別に長々と返信するから良いと言う物でもありませんし。

簡単に30秒ぐらいで書ける「読者さんに対する感謝の念」だけでも伝えれば印象もかなり変わる。


たった数秒で出来る事をするだけで、作家さんに対する読者さんのイメージがグンッと良くなると思うんですよね。


ですので、コメントに対する【結論】としましては。

『お節介な性格の主人公を書く場合は、作家さんに対する読者さんの印象操作が非常に大切』で、これを怠ると、人気を得るどころか、継続して読んで貰う事すら難しくなる……って話なんですよ。


人気が欲しいのに、人気を取る為の簡単な行為を怠っては、本末転倒だ、って話でもありますね。


それに、こういう地道な読者さんへのサービス程、後々、その効果が大きくなってくると思いますしね(*'ω'*)ノ


***


 さてさて、序盤戦は、これ位にして、この意見を踏まえた上で、此処からが【闇考察】の本番になるのですが(笑)


まずは最初に、このお題を考えるに至った、ある出来事を話そうと思います。


それが何か?と言いますとね。


私、特に人気のある作品を書ける訳でないのにも関わらず。

『なろうさんの時』からそうなのですが【殴さん、どうやったら人気が出ますかね?】とか【どうやったら人気を継続できますかね?】っと言う様な相談を、矢鱈と受ける事があったんですよ。


まぁそうは言っても、実際、私自身が人気がある物を書けてる訳ではないので。

ぶっちゃけ「そんな事を聞かれても困るよぉ」とは思うんですが、話をそのまま流してしまうのも面白くないので、自分なりに色々考察した結果、こう言う話を書くに至った訳です。


そして、そうやって調べて行く内に、そう言う作家さんには【とある特徴がある】事に気付いたんですよ。


更にここで、それがなにか?っと問われましたら。


①『そう言う人気を考える作家さんの大半は、時間の使い方が、あまり上手くない』

②『物語を書き始めた当初の読者さんを取り込む方法は良いんだけど、だんだん話自体が尻すぼみになる』

③『一見したら主人公は『凄く良い人』なのだけど、よく読むと、全てが【能力頼り】に成っている』

……っと言う、作品の傾向が見受けられたんですね。


まぁ言うても。

①は、少し特殊なお話なので、後で説明するとしましてですね。

②に関しましては、読者さんを取り込む事だけを考えて、あまり先の事を考えていないから起こり得る現象ではないかと考えたんですよ。


では、何で、そんな事に成っているのか?


作家さんがあまりにも『ビュー』や『ポイント』を気にしすぎているからなんですよ。


まぁ此処も、非常に嫌な言い方に成ってしまっているのですが『ある程度書いて、人気が出なきゃエタろう』っと言う精神が前面に押されているから、物語が尻すぼみになって人気の継続が難しいのではないかと思うんですね。


まぁ人気の出ない作品のエタに関しては、作家さんとしては、当然の判断ですし。

人気が出ない物をいつまでも書いてても仕方がない、っと思うのは、決して間違いではないと思うのですが。

人気が出ない事を理由に、こればかり続けていると『物語の出だしは良くても、物語を最後まで考えてないから竜頭蛇尾なグダグダな展開に成り、中盤では既に飽きられたり』『エタの数が多い分だけ、読者離れが進み、ついには読んで貰えなくすら成ってしまう』っと言う現象が起こっているのではないかと考えた訳ですね。


でも、読者さんの心境を考えたら、そりゃあそうなっちゃいますよね。

折角、今まで楽しんで読んでた作品を【人気がないからって、急にエタられたりしたら】その作家さんの事を好きではいられませんよね。


この事からしても『読者さんを大切にしないといけない』っと思った訳ですね。

(↑これがコメントの話に繋がる訳です)


……っで、次の事象である③に関しましては。

主人公の人間性が『能力に裏打ちされているモノでしかない』っと言う意味で『チート能力がなければ、この人、本当はなにも出来ない人なんじゃないの?』って、読者さんに感じられているのではないかとも思いました。

(この辺に関しても、舐めてかかると読者さんは鋭いですよ)


っとは言え。

この能力の得方が、ただ単にご都合主義な神様から与えられただけのモノではなく。

自分の努力で勝ち得たものならば、読者さんも、そこに共感して納得して下さる可能性はあるとは思うのですが。

『はい、チートの能力を、どうぞ』『やったぁ~~~これで俺最強じゃん』っと言うワンパターンだけでは、人気以前の問題として、そりゃあ読者さんも離れたくもなりますよ( ;∀;)


要するに、此処も非常に嫌な言い方をすれば【ここ重要】

『同じ様な作品なら、読者さんは、その作品にこだわる必要性は無く。無理に探さなくても、Web上には代用品は幾らでもある』って事ですね。


綾波レイじゃないですけど『私の代りは幾らでもいるもの』状態な訳です。


ならば、この条件下で、どうすれば人気を継続出来るか?っと考えた時、此処で最初に挙げた『読者さんへのサービス精神が生きて来るんじゃないかなぁ』って思うんですよ。

もっと解り易く言えば『同じ様な作品であっても【この作家さんだから読む】っと言う固定概念さえ植え付けてしまえば、コアな読者さんを作る事が出来るんじゃないかなぁ』とも思う訳ですね。


早い話【作品込みで、作家さんの人間性を前面に押し出して宣伝しろ】って事です。


『どうせ同じ様な作品を読む為に、自分の貴重な時間を割くのなら【この人の作品を読んであげよう】』っと言う心理状況を読者さんの中に作り出せば人気は継続出来るのではないでしょうか?


でもこれって『コメントの返信同様』普段から、ちゃんとしていれば簡単な話なんですよ(*'ω'*)



でも、人気を得たいとだけ強く望んでいる人には、これを、そう簡単には上手くは出来ない。


その理由が。

①の理由である『時間の使い方が上手くない』に繋がって行く訳ですね。


まぁ、此処までハッキリ書いたら、もぉ既に賢明な方ならご理解頂けているとは思うのですが。

そう言った『人気に拘る方の特徴』っと言うのは『自分の為に使う時間はOK』『でも、他人の為に使う時間は1分1秒が惜しい』っと言う、少々傲慢な考えを持つ方が多いんですね。


ですが、こんな自己中で杜撰な考え方をしてちゃあ、上手く行くものも、上手く行かない。

いや寧ろ、文才溢れる天才でもない限り、こんな傲慢な精神じゃ上手く行く筈がないのは明白。


何故なら『人間は与えられる事は好きだけど、何も与えてくれない人には興味を持たない』のにも拘らず。

天才でもない、よく似た作品を書いてる方が、此処の様な『読者さんの心理』に細心の注意を払うべき所を、払わずにいれば、当然の様に、この様な結果に成ってしまいますよね。


寧ろ、例え人気が出たとしても『泡沫の夢』

某有名作家さんの様に、良い作品を書いていても、本性がバレて干されるのが関の山です。

(こうやって陽の目を見ずに、消えて行った名作も沢山ありますしね)


作家っと言うのは『面白い物だけを書ければ良い』と言う訳ではなく。

それに伴う人間性があって、初めて、本当の意味での人気作家に成れるものだと思いますよ。


今まで以上に人気が欲しいなら、自分の作品に対して一生懸命に書くのは当然の事であり。

それでいて、読者さんにも気遣いが出来る様な作家さんに成れる努力をしなきゃいけないんじゃないですかね?


私も含めて、皆さんも決して『何もしなくても人気が得れる【天才】ではないのですから』

もし、本気で少しでも人気を得たいのならば『他人に使う自分の時間も惜しんでちゃいけませんよ』って話でした。



……っと言う様に。

今回は『些細なコメントの話』や『主人公と作家さんのギャップの話』から【作品の人気に繋がる話】を考えてみたのですが、如何でしたでしょうか?


【結論】を申しますと【本当の人気作家】っと言う物は。

①『世間で、誰にでも評価される様な天才でもない限り、些細な読者さんの気持ちを汲み取れる様に努力しなきゃいけない』

②『自分に使う時間も、他人に使う時間も、無駄だと思ってはいけない(此処は、等価交換が成立してると考えてください)』

③『自分が他人に何をして貰ったら嬉しいかを考え、それを他の人に実行させて貰う(此処を【してやる】っと考えてもいけません)』

④『そんな風に努力して、読者さんにとっての唯一無二の作家に成れば、人気の継続も難しくはないでしょう』


そして最後に……

⑤『読者さんは、貴方の作品を読む為に、自分の時間を割いて下さっている事だけは絶対に忘れていけません』

(これは決して、当たり前の事ではなく、凄くありがたい事なんですよ)


此処も『タダで読ましてやってるんだから贅沢抜かすな』っと言う傲慢な考えを持つのではなく。

読んで貰ってる時間を、その読者さんの『時給換算』して『お金を払って読んで貰ってる』ってぐらいの感覚を持った方が良いと思います。


そう言う心持でいれば、貴方の人間性が読者さんに伝わり【少しぐらい作品の人気の上昇にも繋がる要因になる】と思いますですよ(*'ω'*)



まぁ本当に面白いものが書けてると思う人は、こんな姑息な真似をしなくても良いと思いますので、そのまま頑張って下さい(笑)


それはそれで上手く行くかもしれませんからね。



さて、この話!!

自分には関係ないと「ザッパリと切り捨てる」も「切り捨てない」のも貴方次第です〇'ω'*)


結局、それで締めるのな( ゚Д゚) ('ω'*)だってゴロが良いんだもん♪



―――おちまい(笑)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


【後書き】

こんな戯言に、最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございました<(_ _)>


今回は、なんとも説教臭い話に成ってしまったのですが。

昨今に問わず、人間とは非常に利己的な生き物に成りがちなので、ちょっとだけでも『相手を思いやる気持ち』を思い出して欲しくて、こんな説教臭い文章を書いてみました(笑)


まぁ、こんな事を言われるまでもない事なので、非常に大きなお世話でしょうし。

『綺麗事ばっかりズラズラ並べやがって、やかましいわ、このアンポンタン!!』って思うかも知れませんがね。

作品のイメージと、作家さんのイメージと言うのは、非常に大切な事でして、これを上手くやっていないと、幾ら人気がある作品が書けても、結局は干される羽目に成ってしまうんですよ。


勿論、素人の間は、どう言う形を取ってても良いのですが。

プロを目指す人ならば『読者さんに感謝する』っと言う気持ちを習慣付て置かないと、後に後悔する事に成ります。


『あの時やって置けばよかったぁ』って思いながら、アフターフェスティバル(後の祭り)に成るぐらいなら、少しづつ自分を変えていけば良いと思いますよ(*'ω'*)



あっ……あの。

いっ、一応、私も、ちゃんと返信する人なので、時間があったら、この愚作も読んでみてやってください↓。


『最後まで奏でられなかった音楽』


Web小説では、超毛嫌いされる作品ではあるのですが。

こう言った【闇考察】も、ふんだんに物語の中に組み込んでいますので、少しは楽しんで貰えると思いますです。


|д゚)チラッ

|=3

|д゚)読んでね


<(_ _)>どうぞ、よろしくお願いします。

(↑実は連載の宣伝がしたくて『殴さん小話』を始めた俗物(笑))

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る