第2話 コスプレイベント開催!
エルフの名はアミナ。
アミナちゃんは美人だったし、スタイル良かったし、何より巨乳だったので客たくさん来るだろう。
僕は金を借り、町の一角の空き家を借りてそこを風俗店にした。
そして開店したのだけれど……
客来ねえ!!
なんでだよ!
なんでこんなに閑散としてんだよ!
これじゃ商売あがったりじゃんかよ!
ってことで、宣伝することにした。
チラシを作って町中のポストに入れて歩いた。
けど、反応ゼロ。
なんで? なんで誰も来ないわけ!? まあ、いいや。
「あの、キルシトさん」
「はい」
アミナの声は優しい。
「目立つ看板を作りましょう。そして、コスプレイベントをしましょう」
アミナはそういうと、自分の着ている服を脱いだ。
彼女は全裸だった。
ドキドキ。
出会って以来だ。
彼女の裸を見るのは。
「メイド服に、青い髪はどうでしょう?」
僕はアミナの提案通り衣装を揃えた。
借金がかさむ。
なんか見たことあるビジュアルだ。
どこかで見たような気がするぞ。
どこだったかなあ……?
思い出せない。
記憶喪失なのか?
それともゲームの記憶だろうか?
まあいいか。
それからしばらくして、ようやくお客が来た。
しかも2人も! これはいけるかもしれない! 僕はそう思った。
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