第7話紋白蝶
紋白蝶を最近よく見かける
あの小さな身体
かわいらしいしぐさ
幼き頃を思い出す
彼女・・・と
ここでは合えて言わせて貰うが
あの頃はじっと何て出来ず
彼女を追いかけ回していた
思えば初恋だったかもしれない
別世界から訪れた
不思議な妖精・・・
私にはそう映っていた
地に降り立った
彼女は空を訝しげに見つめ
雨の日は決まって
同じ夢を想っていた
届かぬ事への恐怖・・・
そんなものは微塵もなかった
信じていたから・・・
自分を 夢を 明日を
優しい妖精は神を愛おしみ
私の前から飛び立って行った
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