【第2章完結】転生したら最強チートの美少女(幼女-ロリ-)で創世神だった件。~異世界生活をして行くうちに、チートが更にチートになって行く私は好きですか?~

白咲焰夜

序章 第1話 〜プロローグ〜

「はぁ……やっと休みだよ。」


 俺の名前は、安枝凪あしな 信長のぶなが。こんな童顔みたいな顔をしているが、これでも成人してお酒も飲める年。そう、20歳だ。


 何故かは、知らんが……親の子会社に就職したのは良いものの……中々にブラックすぎて引いた。


 俺からすれば社畜同然。

社畜バンザーイ!とか言えないな。

と、思っていましたよ。


 ……今まではね。

だが、ある事を堺に……新たな冒険が始まってしまったのだ。


「さて、ゲームをする……ん?

パソコンからメール?

何かの詐欺か?」


 俺は、恐る恐る開いてみる。

すると……"新作のVRMMORPGのベータテスターおめでとう!"……と、書いてあったサイトに飛ばされた。


 どうやら、俺が社畜になって無意識のうちに新作VRMMOのベータテスターに応募をしたようだった。


 キャラの名前が記入されていた。

その名も……アイザック・マリア=エリック

意味は、彼は笑う聖母で永遠に力が強い……だ。


 アイザックに関しては、中身が男と分かるようにだ。マリアに関しては、友達の嫌がらせ。

どうやら、俺は……聖母のようなお人好し、甘さとキャラメイクに関しての2つ名みたいなもんだとか?


 で、永遠に力が強いは……永遠にその世界で、強くなれるように……と、気持ちを込めたキャラ名だ。


 最初はマリアを入れた友達を恨んだが……

最終的には気に入ってしまった。


 そして、俺は、キャラメイクを作っていた。

とは、言っても自分の幼女しか勝たん!(リアルの幼女とか他のキャラの幼女は嫌いだが・・・。)

 キャラメイクが終わった後、ステータスを決める画面が現れた。

 基本は、自分で決められるらしいが、ここは……ランダム……っと!


 俺は、後で後悔することになる。

これからの"異変"に……。


 そして、全ての作業が終わり……完成のボタンを押した。

━━━その瞬間……世界が・・・と、言うよりも……

俺の部屋が、暗転して周りには、パソコンの起動の準備をする画面だらけの部屋になった。


 そして、準備が完了した瞬間……

眩しい光に誘われ……俺は、目を閉じた。

そして、再度開いた時には……まるで異世界の様な。


 ん? ちょっと待て?

……異世界?!


 ━━━━そして、周りの人達は

心配そうに……こちらを見てくる。


 ちょっと待って!?

って事は……。


 嘘!! 俺……幼女になっちゃって

異世界転生してしまったのかぁ~!!!!?


「……なぁ、そこの幼女!」


 ━━━━ん? まて、これ……

所謂"テンプレ"ですかね?


「幼女ちゃんさ~!

可愛いじゃん!

おじさん達と遊ぼうや~!」


 だと、思ったァァァアーー!!!!


「……や、辞めてください!!」


 と、目を瞑りながら、正当防衛で男の人達を殴ったら……


「うわぁぁぁぁぁあーー!!」


 ━━━━ん? うわぁぁぁー?

見てみると、その男の人達は居なくなっていた。


「だ、大丈夫かい?!

幼女ちゃん!!!!」


 と、言われた人は……

如何にも、華麗でスタイルがいい

芸能人やモデルと言っても過言では無いスリム体型に胸がふくよかな女性だった。


「あ、はい。

あ、ありがとうございます!!

えぇっと……。」


 俺は、なんて言えばいいのか

分からなかった。


 すると、そのスタイルのお化けであるお姉さんは言った。


「ルミン・ロータスだよ!

よろしくね!」


 と、言ってくれたので……

俺は、タジタジになりながらも言った。


「あ、ルミンさん!

はじめまして、私の名前は……

アイザック・マリア=エリック……です。」


 さぁ、この意味不明な名前を笑え!

笑うのだ!!!!


「そうか! かっこよくて美しい名前だね!」


 ……何!?

笑わない!?


「ねぇ、ルミンさん」


「ルミンでいいよ?」


「あ、はい。

ルミンは、私の名前を聞いて笑わないのですか?」


「え? なんで、笑わなきゃ行けないの?」


 ━━━この異世界の感覚はおかしいのか?

それとも、俺がおかしいのか?


 まぁ、いい。それどころじゃない。


「あ、あの! ステータス表示ってどうやって?」


「……え? それすらも分からないの!?」


 ━━━━そうだよな。

それが"当たり前"だもんな。

この世界は……。


「はぁ……。1回だけだからね!

ステータス・ザ・オープン!」


 と、言うと……ルミンさんのステータスバーが表示された。

……なるほど。なんて言う厨二病なんだ!


「ありがとうございます!

私もやって見ます!」


 緊張をしてるので、息を吸って……

吐いて、吸った後に言った。


「ステータス・ザ・オープン!」


 そしたら、俺のステータスバーが開いたのだ。

俺は言う前も言った後も胸が高鳴ったのがつかの間……。

 俺は、ステータスを見た瞬間……ある意味、絶望の淵に立たされる所か……落とされるのであった。

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