ホラーの流れに身を任せてみるpart6

saito sekai

殺されごっこ



私は朝、掃除をしようと二階の寝室に行き、布団をあげようとした。すると、誰かが寝ているではないか。この家にいるのは妻と夫の私、二人だけのはずだ…

ふいに、その布団から透明な男が出てきて、ナイフをかざし私のことを切り付けに来た!


がしかし、そのナイフ迄透明で、これは刺されても大丈夫だと瞬間思った私は、刺されてあえぎ、苦しむパフォーマンスを演じたのだった。


「あ…もうダメだ…」私は床に倒れてみる。するとその透明な男は満足したのか、いつの間にか消えたのだ。


後ろに気配がするので、振り返ると妻がいて、「あなた、大丈夫ですか?」と疑念の眼差しをおくる。 END

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