ダイエットは考え方次第
@takanosukan
第1話 はじめに
はじめに
最初から個人的な話しで恐縮ではありますが、その昔(15~6年前)、知人、友人にダイエットに「成功したんだぜ(身長177㎝84㎏ほどから半年で約64㎏に減量)」みたいな話し方をすると、ほとんどの場合、良い顔はされませんでした。なぜか。日頃の自身の偉そうな態度(伝わる自信は余りないのですが、正しいと思った事を単純に言い放ってしまう小学生みたいな感じ、でしょうか?)が原因である可能性もあるでしょう。或いは、そもそも、人間とは他人の「成功」を心良く思わない生き物なのかもしれません。ですが、いずれにしても、はたまたそれら以外に別の理由があるとしても、結局はダイエットは難しいと多くの方が認識し、それが出来てしまっている事への漠然としたモヤモヤ感から、そのような反応が示されたのではないかと、感じています(論理的な思考の末の確信としてではありませんので思い込み、或いは勘違いに過ぎないかもしれませんが)。では、本当に困難でしようか。さほどの苦労もなく出来てしまった私には、その難しさは認識出来ません(私に言わせてもらえば、生きていく中で、そしてしばしばより良く生きようとすれば、もっと重たい責任を伴いつつ結果を問われしまう出来事は幾らでもあるじゃないですか?)。
そこで、何でダイエットが難しいと感じ、実際に出来ないのかを考えてみました(基本、私には認識し難い感覚なのでかえって難しいのですが)。
まず、ダイエットせざるを得ない状況に立ち至る原因は何でしようか。答えは簡単です。消費する以上に摂取、つまりは食べ過ぎているからです。私に言わせれば、これ以外の理由(原因?)で肥満なのであれは、達の悪い病気を疑うべきですから、病院に駆け込むべきです。当然、食べ過ぎを肥満の理由とせず、その事、つまりは、過剰な食欲を棚上げする「自称ダイエット法」なるものは、控え目に言って全てインチキです。
では、何故に、そんなもんが蔓延るのでしょうか。これも答えは簡単です。少なくとも、多くの方が科学的に正しいダイエットをする気が無いからです。ではでは、何で真正ダイエットする気が起こら無いのでしょうか。その答えも「ちょー」簡単です。要するに、ダイエットは我慢だと勘違いしているからです。言い方を換えれば、自分の欲望は間違っていないと、考えているからでしょう。本当にそうでしょうか。
結論から言えば、これも(或いは、これこそが)間違っています。ダイエットは我慢ではなく、考え方を、従って、自分の欲望を見直しつつコントロールする事です。結果的に、それは、つまりは、発想、更に踏み込めば価値感や人生観を問い直す事に最終的には繋がってしまいます。そうだからこそ、標準的な常識人には困難な事になるのです。
「何を大袈裟に、たかがダイエットだろ」と、言い返せる方は、多分、どんなにデブデブでもダイエット不要な人だと考えます。それらの方の存在をも含めて「考えてみましょうかぁ~」ってのが、この文章のメインテーマとなります。
で、最初にもう少し具体的な内容を簡単ではありますが、ふれておきます。
第1章は、ダイエットに限定せずに人間はどう考える生き物なのかを考えてみます。もちろん、哲学的な高いレベルの話しではありませんが…。
次に第2章では、ダイエットが上手くいかない場合に絞った場合に、人はどう考え勝ちなのかを探ります。
更に第3章では、前章までを踏まえた上で、具体的に「ダイエットを成功させる為にはどう考えるべきか」を偉そうにですが書き示したいと、考えています。
その上で第4章では、若干の方法論を述べた上で、あえてダイエットをしない事も含めて話しをまとめてみたいと、思います。
基本、偉そうな書きっぷりにはなりますから、途中でかなりの割合で「ムカつく」方が多いとは、思いますが、そもそもが「説教」です。予めご了承下さい。
それでも「読んでやろうか」と、お考えの方は、第2話(第一章)以降の本文にお進み下さい。もちろん、読んで理解し行動すれば「全ての人が100%ダイエットに成功する」とは主張しません。何故か。「逃げ口上」臭くなり、かつ、当たり前過ぎて書くのも嫌になりますが、人とは多種多様かつ複雑で、全ての物事は「偶然」抜きには存在し得ないからです(しかし、同時にダイエットを成功させる為には、多かれ少なかれ避けて通れない思考ではないかと、主張出来るほどの自信はありますけどね)。
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