第42話 なぜ 大雨や台風の時にコロッケが売れたのか

 今から50~60年前まで、大雨や台風の時期には、お惣菜そうざいとしてのコロッケなんかが売れたらしいのですが、それには意味がありました。


 そのころまでの堤防ていぼうなどの設備が今に倉根明らかに弱かったというのがあります。その為よく堤防が切れたり、のり越えたりして川の水が氾濫するのはよくある話で、ここ数日の大雨と同じで床上、床下浸水だけでなく低地においては家の一階部分まるまる水が入ってきたなんていうこともあったそうです(伊勢湾台風体験者の方から聞きました)。

 そうなると、電気もガスも使えない状況で、おかずや主食となるコロッケが売れたというのだそうです。

 だから今はどうなのかというと他に日持ちのするもの(インスタント食品、缶詰のパンなんかもありますから)あまりコロッケがどうこう言う時代ではなくなったのでしょう。

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