ちょっと待て世界!

態度の悪い店員が1人いた場合

とにかく負の感情に満たされるのだが

これが店員軒並み態度悪いだと

完全に利用対象として割り切れちゃうみたいな


一律的な方が便利なときがある

それは“こうすればいいんだ”とわかりやすいから

つまり例外的状況下では例外的対応を取らねばならない

そう“うまくいってる”ときは単一性の方が便利なものだ


物事には常に例外が例外なく存在する

そうなるとどうしても俺は多様性の側に立つしかなくなる

けれど俺は多様性こそが絶対だとは思っていない

たぶんもっといいやり方は絶対あるはずなんだ


多様性とは

自分で選択して自分で責任を負うこと

常に自分自身を律しなければならない

他人に優しく 自分にとことん厳しく

でも、ずっとそれではガタが来るのも本当


単一性の

“ああしろ、こうしろ”

“こうすればいいんだ”

は、楽なことで

そして楽をすることが悪いことだなんて思わない


“それが日本の伝統だから”

“それが日本文化だから”

てか仮にそれが日本の伝統だとして

それにあなたが従わなければならない理由って何かあるの

“特にないけど、なんとなくそうしたくて堪らない”


多様性になんとなく抵抗感があって

“このまま”単一性を、と、なんとなく望むのも

よくわかる

人はそんなに道理では生きられない


どこまでも人は1人じゃなくて

自分次第で何もかもできるほどこの世界は甘くない

だから、第三の概念があるはずだって

思えてならない


だけど、もしもそれを見つけられても

きっと僕らはうまくやっていけない

第四の、第五の概念を求めるようになるだろうから

でも、その度に次のステップへと進めるなら

そしたら、きっとそれが平和な世界だと呼べるかと


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