おれたちゃ代表
目立つ人に“代表ヅラするな!”という人は
“そんな自分こそが一般人だ!”
という代表ヅラをしているのだ
アクティヴィストは代表なんかじゃない!
それはその通りなんだけど、そんなあなたも代表ではない
おっしゃる通り“ゲイの代表”など存在しない
ただあなたは、自分みたいなのが多数派だ、とは思っちゃってるのね
目立つ人に“代表ヅラするな!”という人は
“そんな自分こそが一般人だ!”
という代表ヅラをしているのだ
ゲイへの差別がある“っていうなら”
ノンケに”迷惑をかける“ことからやめなきゃ
じゃなきゃどんどん“フォビアが増えちゃう”よ
っていうのが“代表的”になるのが世の常ね
場合が場合なら、状況が状況なら
差別を許容するのも仕方がない
みたいな物言いはやめてほしいのよね
っていう俺は“代表ヅラするな!”となる
専門的に学術的にいくら説明しても
そういうのは“ウケない”んだよね
だって難しくてついていけないもん
だからそれが代表扱いになるのが嫌
だって難しくてついていけないだなんて
そんな自分を認めるの嫌だもん
だから差別されるのが嫌なら善人になろう、
みたいな空っぽな方を代表にしてほしい
俺が差別などされているはずがない
俺は立派で素晴らしい普通の存在なのだから
そして実際そっちが“代表”になるのよね
だって自分を変えるのって、嫌だもん
でもまあ俺も大概だがね
オネエタレントがエキセントリックで何の問題が?
世界や社会のために自分を制限するなんて馬鹿げてる
もちろん痴漢やセクハラは問答無用ですが
とにかくとやかく言うならお前も外に出ろや
目立つ人に“代表ヅラするな!”という人は
“そんな自分こそが一般人だ!”
という代表ヅラをしているのだ
だって、“みんな”自分はちゃんと考えてる、と思ってる
本当にそうなら、代表がどうとかなんてどうでもいいはずなんだがね…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます