第4話 夫の幼少期

豆腐屋の長男として産まれる

未熟児で産まれたからか態度はデカイが体は小さい


そして、器は宇宙一でかい。


小さすぎて布団でかくれんぼしていても見つからず

水害で流されたのではないかと心配されたらしい。


下の妹達が生まれた頃に

母親に長男だから厳しく育てますと言われ

甘えることさえ許されず大人になる。


給与を出すから豆腐屋を手伝ってくれと言われ

15年間休日もなく、1日13時間働き夏場は18時間も働く超仕事人間。

ちなみに給与はなく、お小遣いを月3万円ほど


家に住んで飲み食いしてんだから文句あるかと言われ文句を言うとお前に人権はないと2回ほど言われながらもいつか豆腐屋を継げると信じて働いてきた。


しかし、体を壊し、高血圧。

心臓に水が溜まっても休めずに

ずっと頑張ってきた。


妻と出会い結婚し、やっと店を任せて貰えるかと思ったが、妻までもこき使う母に嫌気がさすのであった。


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