『約定』


トゥールスチャー』による『食事』まであと3日。



米軍は『IFO計画』を進行させるが、地球外生命体パイロットを冷凍保存状態から回復させる直前に、不明の者の手により生命体が暗殺されてしまう。

かつてはUFOと呼ばれていた円盤型の航空兵器も、内部データの核の部分が突如消滅してしまい、気がついた時にはログのひとつすらも残っていなかった。


『エリア 51 』は開発部外とは一切の交信を行わず、内部は24時間監視体制で、開発員は首輪のように取り付けられた機械により、不穏な動きをすれば即座に小型爆弾が起動するように管理されていた。

しかし、どの監視システムにも事件当時には問題は発見されなかったのだ。


米軍は仕方なく『IFO計画』を破棄し、『KKK』に『エリア 51 』を譲渡し、とある契約を交わす。


第三次世界大戦後、アメリカは国内での黒人淘汰を約束する。

その代わりに、国内での『解放』を一時停止し、米軍へ軍事力としての一時参戦を要請した。

『KKK』の規模は強大で、戦闘訓練を受けたことのある者も多く、即戦力として迎えることができればアメリカにとって大いなる力になる。


国民には秘密裏に助力し合う必要があったため、これを『約定』と呼んで『KKK』と交流を行うこととなった。

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