マイナス無限大のカリスマ

saito sekai

馬鹿馬鹿しさは極められた


あるカリスマが、信者を集めて集団瞑想を行っていた。すると不思議なことに、カリスマの体は宙に浮かび、信者の熱い視線を集めたのだ。

流石だ、我々もこの域に達しないといけない、とますます信者らは熱を入れたが、単にカリスマはUFOに連れ去られただけだった。しかも、猪に変えられてしまったカリスマは、地上に下ろされたとたんに、何も知らないある信者に捕らえられ、ボタン鍋に。集まった信者たちは、鍋をつつきながら、カリスマはついに「神」になったのだと話し、感涙するのだった。

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マイナス無限大のカリスマ saito sekai @saitosekai

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