マイナス無限大のカリスマ
saito sekai
馬鹿馬鹿しさは極められた
あるカリスマが、信者を集めて集団瞑想を行っていた。すると不思議なことに、カリスマの体は宙に浮かび、信者の熱い視線を集めたのだ。
流石だ、我々もこの域に達しないといけない、とますます信者らは熱を入れたが、単にカリスマはUFOに連れ去られただけだった。しかも、猪に変えられてしまったカリスマは、地上に下ろされたとたんに、何も知らないある信者に捕らえられ、ボタン鍋に。集まった信者たちは、鍋をつつきながら、カリスマはついに「神」になったのだと話し、感涙するのだった。
マイナス無限大のカリスマ saito sekai @saitosekai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます