第13話愚痴

やってみました。出会い系アプリ。

何度かトライしたけど、今度が最後の気持ちで。


で、来ましたね。何人か。59歳のおじさん(私もおばさん)ライン教えてって。写真は苦手だから会おうよって。

でもね、やはりそれは早計だった。なんせ、会いたい時間が合わない。向こうは夜。私は昼間。そして最悪なのが、死んだ旦那を彷彿させる言葉の羅列。怖い…私は言葉で押えつけられるのが何より怖い…何年も耐えた。やっと死んだと思ったのに…

また会ってしまった。


別の男性ともやり取りしてる。こちらは紳士。ただ、猫スキなのが残念…私は犬スキ。

でも、思い切って相談してみた。

コレコレこうで、こうなんだよ。

彼はラインを切ればいいと教えてくれた。


そうなのだ。まだ、そんなに知らない人。だからブロックすればいいのだ。


もう少し様子みて、それでも言葉が気になるようならブロックで。


そんな簡単な事が分からなかったなんて…

年って嫌だわ。


恋愛がしたいんじゃなくて、コミュニケーションがしたかっただけ。寂しいんだもん。

こんな事家族には言えない。


私は文章で愚痴る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る