ぼくはサキュバス姫様の性奴隷〜メスガキサキュバス姫にわからせたいけど、姫様の性欲が強すぎて無理です〜

水間ノボル🐳@書籍化決定!

第1話 俺はサキュバス姫の性奴隷

「雑魚リューク!有り難く見なさい!」


姫様はさらりとサテンを脱いだ。

ぼくの前で全裸になった。


相変わらず、きれいすぎる身体だ。

大きくて柔らかい、白い乳房。

丸い曲線の尻は、ぷるんと揺れる。

人間で言えば、まだ13歳なのに、サキュバスは成長が早いらしい。


顔は小さくて、宝石のような美しい瞳。

歴代のサキュバス族の姫の中で、最も美しいと言われるだけある。

めちゃくちゃかわいいんだけど……性格のほうは察してほしい。


「早くあたしに欲情しなさいよ!」

「はい!欲情します!」


これが、ぼくの「仕事」だ。

サキュバス族の姫、エリーナ様に欲情して、えっちな妄想をすること。

サキュバス族は、男のえっちな妄想である淫夢を、ソーマと呼ばれるエネルギーに変える。それを生きる糧にする。


「まだなの?ざぁーこ!ざぁーこ!」


姫様はいわゆる「メスガキ」だ。

こんなにかわいい容姿なのに、年上のぼくをいつも煽ってくる。

いつか、「わからせてやりたい」と思う。

だけど……ぼくは奴隷で、姫様は主人だ。

絶対に超えることのできない壁がある。


「早くしろ!ソーマを出せ!」

「お待ちください。もう少しです……」


ぼくは姫様の裸でえっちな妄想をがんばる。

今日は姫様を四つん這いにして後ろから……

妄想の中で、姫様をぼくのしたいようにする。

ただ、それはあくまで妄想の中でだけだ。

妄想を現実にしてしまえば、ぼくは即刻死刑になる。


「なあ、リューク。早く、早くソーマをくれ。あたしはもう、我慢できない……」

「いけません。姫様。質の良いソーマを出すには、じっくり時間をかけませんと」


姫様の性奴隷のぼくは、立場上、「わからせる」ことができない。

でもだからって、姫様にやられてばかりじゃない。

最近はこうやって焦らすことを覚えた。


「うぅ……リュークぅ!早くしてぇよぉぉ!」

「はいはい。できました。どうぞ召し上がれ」


ぼくは姫様に口づけをした。

えっちな妄想は、口移しで与える。

姫様はえっちな妄想を口から受け取って、それをソーマにする。

こうしてサキュバス族は、ソーマを補給して、強大な魔力を維持する。

魔力を失えば、魔族の世界では生きていけない。魔力の強さは、そのまま地位の高さになるからだ。


「うぅん……おいちいょぉ……」


ソーマを飲んでいる時の姫様は本当にかわいい。

この顔を見ると、故郷に残した妹を思い出す。


……ぼくは16歳の誕生日に、姫様に買われた。

病気の妹を治すためだ。治療のために、高価な魔法薬を手に入れる必要があった。

でも、貧しい平民のぼくの家族は買うことができなかった。

お忍びで城下町を訪れた姫様に、ぼくの「妄想力」を買われた。一生かかっても稼げない大金を提示され、迷わずぼくは姫様の性奴隷になった。


「まあまあ美味かったぞ。雑魚リューク」

「お褒めに預かり光栄に存じます」

「……今日も一緒に寝てくれるか?」

「はい。姫様」


夜中に一人でトイレに行くのか怖いらしい。

大陸一つを消滅させられるほど強いのに、オバケが怖いなんてね。

ぼくにとっては深夜残業だからいい迷惑だ。



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【★あとがき】


モチベになりますので、


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