遠い昔、眩い輝の洪水の街の中で感じた事を思い出させて貰った…。

「そんな僻地ですよ、だから海は綺麗です、珊瑚が群生して、熱帯魚が泳いでる、海の底に在る物が山の上から見えます、そして普通に肉眼で天の川が本当に川に為って見えるんですよ。」

 そう伝えると三人で夜空を見上げた…。

 そんな地から遠い地へ、違和感が有った筈なのに…、傍に居る者と観ると地上に輝く星の灯りも違って見える、人の造りだした灯が綺麗な物として捉える事が出来た初めての日の事を思い出させて頂きました。