第57話愛犬マルと過ごす時間と空間

 マルはどちらかというと臆病で、人が怖いのか、よく吠える。

 しかし、気に入った相手ならば、遊んでもらおうと近寄ってくる。

 ある意味、人を見て、この人ならば大丈夫と判断しているのだろう。

 今は、妹の部屋を陣地みたいにしているが、そこがなぜか落ち着くらしい。


 マルは賢い犬でもある。

 投げたおもちゃを普通にとってくる。

 どこへ投げても、とってきて、こっちに持ってきてくれる。

 そんなマルもまた、散歩が好きみたいで、息抜きになっているようだ。

 犬も人間と同様に家の中にいるよりも出かけるほうが好きみたいだ。


 いつまでもこんな幸福な時間と空間があればいいのになって、思う。

 マルとハナ、モコがいる間は我が家は癒しの空間の中にいてくれる存在になっていて、なくてはならない存在でもある。

 なので、可愛がって、もっと一緒に遊んで、楽しい時間を過ごせたらいいな。

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