第56話愛犬ハナと過ごす時間と空間

 ハナは兎に角しぐさが可愛らしくて、愛嬌のある柴犬である。

 人なれしていて、あまり吠えることもしないし、ましてや噛みつくことはめったにない温厚な犬。

 ただ、前まではてんかん発作が気になってはいた。

 薬で調整していて、今は比較的にハナのてんかん発作は落ち着いている。


 そんなハナも随分と年齢を重ねてきた。

 体格が大きいので、体重もやや多い。 

 食べる量は普通だが、動きが少し鈍い時もある。


 散歩へ行くと、雑草が生えているところを歩きたがって、引っ張っても頑固なので、なかなか出てこない。

 やはり三匹とも散歩が好きみたいだ。

 そんなハナと過ごす時間もかけがえのないものになっている。

 家の中で、普段ハナは寝ていることが多いが、母が帰ってくると、しっぽを振って、喜んでいる。

 あまり怒る性格ではないので、それはありがたい。

 

 いつまでも家の中で、元気にいてほしいと願う今日この頃。

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