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この物語の裏側には、御自身の物語があるのですね。みつかればいいなぁ。
私も、探している絵本があります。ただ、表紙しか手掛かりがないから。タイトルも裏覚えだから。フランス語だったから。打つ手なし、です。
菫の砂糖漬け、食べたことあるような記憶が。
当時も、ろまんちっくを食す感じだったような。
〈追記〉
古本屋さんで購入した洋書だったのです。だから、内容も絵で把握しかしていなくて。すぐ手元から失くした経緯があり。こういうのを昇華するために書くのかも。
〈電灯を消すようにふっつり〉とは。また、すてきな言葉をありがとうございます。
作者からの返信
何から何までありがとうございます!
>この物語の裏側には、御自身の物語があるのですね。みつかればいいなぁ。
見つからなかったからこそ生まれた物語がらこちらで、不思議なものです。ミコト様もフランス語の絵本をさがしておられるのですね。人は昔読んだ本をさがす習性があるのやも。再会を果たせますように。
もしも、いつか、この物語が電灯を消すようにふっつりと消えたら……そういうことなのかもしれません。ふふ。
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すごくステキな、そして好みのスパイスのお話でした。
構成の妙にも坂水様の筆幅の広さにも脱帽です。
読み進めるごとにぐいぐい彼女の魅力が底上がりして
私は彼を捜しに旅には出ない。
痺れました。
(タイミングがアレですが、深夜に書いたレビュー投稿を朝を迎えるまで待っていました。ぐいぐい読まれるよう願っています☆)
作者からの返信
夜明けを待ってレビューとか、なんて粋な! 本文の拍手のくだりとか、最高に好きです、昂ぶります。これ、書けて書けて良かったです。一回他に出そうとして間に合わず、放り出そうとしたのですが…ありがとうございます!
追加。私は彼を捜しに旅には出ない。
ここ反応いただけて超嬉しいです!
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まず冒頭の菫ソースのクッキーに惹かれ、シュガーポットを割ってしまったような夜空の下という表現が好きすぎてひと呼吸を置き、そしてスタッフロールと彼女の叫びで、目が覚めるような気持ちになりました。別のお話を拝読したときにも思いましたが、坂水さんのお話は、やっぱり書き出しがものすごくお上手で、引き込まれますね……!
彼女の正体も意外で、展開の鮮やかさに攫われるように読み終えていました。意趣返しのような再会が、出会いの短編映画と重なって、素晴らしい読後感に浸っています。とても面白かったです!
作者からの返信
書き上げたものの、なんだかまだ馴染んでいなかったのですが、コメントいただいて読み直して、悪くないかなと思えてきました。
展開が鮮やかとな! 私の話の展開ってフェアじゃなく、読者をきょとんとさせてしまうのではといつもドキドキしているので、そこらへん褒めていただけるとでへでへしちゃいます。
そしてシュガーポットは私にとっても今回のお気に入りです。比喩はその物語に合ったトーンがあるんですよね(ミモザはそれが絶妙)。
さて、一初さんは猫と星と菫ソースの物語にお心当たりありませんでしょうか。ありましたら、坂水までご一報くださいませ〜
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前半と後半でがらりと雰囲気が違ってて驚きました。
いろいろなことがしゅっと収束するラストには唸りました。
こんなハッピーエンドの作品を書いてみたいなあと思いました。
あと、子どもの頃、ケーキに添えられていた菫の砂糖漬けが大好きだったことを思い出しました。
作者からの返信
返信遅くなり、礼を逸しております。
え、菫の砂糖漬け召し上がられたことがおありになる?! 今回書いていて行き詰まった時、思わずAmazonでポチりそうになり、なかなかの値段に我に返りました。
我ながら変な展開の話だなと思うのですが……うん、まあ、ありですかねえ、収束してますかねえ。
ハッピーエンドは私も(?)あまり得意ではないのですが、尊いですよね。今後も積極的に書いてゆきたい所存です。
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ああああああ!!
くっそぅ!好き!!
語彙力どこ!
何で私泣いている?
貧相な想像力の自分の頭の中にぎこちなくも、まるで古いフィルム映画のカタカタとした音すら聞こえてきそうな感じで流れるこの感じ!!!
好き、超好き!(本感想二回目めの好きです。大事なことなので二回言いました)
とても素敵でした。
ここまで引き込まされたことに嫉妬してしまうくらいに。
素晴らしい作品をありがとうございました!!
作者からの返信
こちら本当は別の公募に出そうとして(お題が映画)、でも間に合わず、カクヨムの短編賞に出品した次第です。
>まるで古いフィルム映画のカタカタとした音すら聞こえてきそうな感じ
ならばお題の映画はクリアしたかとちょっと安心。
ぶっちゃけ、三分の一ぐらいは本当の話で、猫と星と菫ソースのクッキーが出てくる物語を捜しています。
知り合いの司書さんに調べてもらったり、ネットに放流したりしたんですが見つからず。最早、妄想だったのか。
せっかくだからこれ自体を書いちゃえと開き直りました。
というわけで、前触れなく非公開にしたらば、そういうことです(いいんだかわるいのだか)。
あ、こちらSF(センチメンタル・ファニー)コレクションと銘打っておりまして、いつかお時間ありましたら、どうぞ~
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この度は自主企画に参加してくださり、ありがとうございます!
主人公がアングラの方だったのに少しびっくりしてしまいましたが、良い味付けですね。
何かを探すことって、言葉にしがたいエネルギーが生まれてくるものなのだと思います。
探したり、探されたり。なんだか鬼ごっこみたいだな、なんて思ったり。
今回は短編ですが、長編にしても読みごたえがありそうだな、と感じる深みのあるお話でした。
この続きはどうなるんだろう、と想像が掻き立てられて。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
自作は明後日の方へ舵を切ってしまいがいちで、読者を当惑させているのではないかと心配しております。なのでコメントをいただけると大変嬉しくまた安堵します。
この話は、いつかはどっかで吐き出さなきゃと思っていたので、吐き出せて良かったです。
長編とな! なるほどそれもありかも……長く連載していればいつかどこかで原作者につながるかも……いえ、ひとりごと。
では、ありがとうございました~!
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うおおこれはまた万華鏡とは違う意味でくるくる変わっていくお話でした。きらきら。「彼の内宇宙に魅せられ」の一文が好きです。相変わらず展開が読めなくて楽しい…誰しも探している物語ってありますよねえ
作者からの返信
返信がとんでもなく遅く、礼を逸しております。
くるくるし過ぎて、ついてきてくれる人いるかしらと心配していたら、予想外にたくさんの方に読んでいただけて嬉しいです。いや本当びっくり。
>誰しも探している物語ってありますよねえ
まさに!
この物語は、諦めかけていた私の個人的な探し物の弔いのようなものだったのですが(それすら勿体ないからネタにしようという)、思いもかけず得をした気分です。ふふ。