第17話 両親
(えっ!? ・・・あれ・・・・・・あれ、あれ!」
「あっ!おかえり〜
先、食べてたよ!」
「いいのよ〜・・・佳‥。」
「所で、どちら様?」
「あっ!そうそう・・・
こっちが!僕の式神で・・・こっちが!
僕の未来のお嫁さんの花子さん。」
「・・・」
「で!2人とも・・・僕の!お父さんとお母さんです。」
「おお!主人の母君と父君かぁ〜・・・これから!よろしく頼む。」
「まぁ〜・・・佳くんたら!いつのまに式神を」
「それも・・・なかなかの大物じゃないか!」
「そうでしょ!僕もビックリ!だょ。
僕が、式神を持つなんて!」
「本当ね〜。」
「まてッ!まてッ!待って!!!
私は、私の事は触れないの!
てか!佳くん・・・私の事!なんて説明した!?
お嫁さん・・・?未来のお嫁さん!!!
まったく!聞いてない!!!」
「どうしたの?花子ちゃん・・・
佳じゃ・・・何か不服?」
「いや!そう言う事では・・・無いんですけど・・・」
「なら!いいじゃない。」
「そうだな!私達も佳が、決めた相手なら文句は全くない!!!」
(何故!そんなに・・・
結婚相手とは、そんなに簡単に決めて!いいものなのだろうか・・・
私が、間違ってるの・・・?そうなの?
誰か!教えて・・・!!!)
「まぁ、結婚とは!喜ばしい事じゃ・・・
そう深く考えんで・・・今は、ただ喜び!たらふく食べよ。
さっ!さっ!父君も母君も座って座って!
皆で、喜びを分かち合いましょう。」
「それも、そうね。」
「後の話は、食事をしながら話をするとして・・・」
「もう、お腹ペコペコ・・・」
そうして、2人が席に着くと・・・食事を囲んだ家族の団らんが、始まった。
私が、黙って食事をしていると・・・
佳くんと両親とクラマで、楽しそうに話をしていた。
私が・・・じっと!我慢していると・・・
母親の方が、質問をして来た!
「そう言えば!花子ちゃんは、お化けよね?」
「・・・・・・そ・・そうッ!
私!お化けなんです!!!」
(そうだ!私は、お化けだった・・・
忘れていた!
てか、お化けと人は結婚できるの!?」
「まぁ〜・・・問題ないだろ!」
「そうね。問題ないわね!」
「えっ!!!問題ないんですかッ!!!
自分の息子さん!お化けと結婚しようとしているんですよ!」
「別に良いじゃないか!
佳が、君を好きと言っているなら!
そこに対して!親がどうこう言う事は、何も無い!!!」
「そうね!佳くんが言ってるなら、何の心配もいらないわ。
私達は、佳の事を信じていますもの。」
(何で良き!父と母・・・)
「・・・佳くん!!!」
「はい。」
「佳くんも何か言って!!!」
「未来の話だよ・・・花子さん。
もし、嫌なら断ってもいいから!」
そう言われると・・・何も言えなくなってしまった。
(別に嫌って訳では、無い!)
しかし、自分はお化け!本当にそれで良いのだろうか・・・その気持ちが強く残った。
「花子ちゃん・・・そんなに難しく考えないで!お風呂にでも入って来たら。」
そう言われると・・・
「はい、いただきます。」
そう言うと、家政婦さんに連れて行かれ!
熱い!お風呂に入ると・・・
何故か!頭がスッキリとした。
そして・・・
「体を取り戻せば・・・全て解決!!!」
そう思い!体を取り戻す事に集中することにした。
そして、お風呂を出ると!パジャマが用意されていたので着替えて寝る事にした。
勿論!佳くんとは、別の部屋でだ!!!
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