隣の枋木さん
奏流こころ
第1話 はじめまして
無事に進級し、高校2年生となった僕、
今は席替えを始めていた。
くじ引きで決めた席に移動する。
僕は廊下側から数えて3列目の1番後ろの席となった。
自分よりも身長の高い人やガタイの良い人は前にはいなかったから、授業に支障はない。
安心していると、左隣の人がやって来た。
その人は、
髪は三つ編みのお下げ。低身長で小柄。
口数は少なく、大人しい女子生徒。
何を考えているのか分からない、不思議な子である。
それなりに会話が出来ると良いな。
なんて思っていると「よろしくね」と枋木さんから声をかけてきた。
僕も「よろしく」と返事をした。
初めて会話をした。
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