第11話 隙だらけの女上官❤️
てっきり俺は第142番隊だけでC級
「今回の
そのツヤツヤの長い銀髪と相手を射抜くような鋭い
要はまったくの隙だらけなのである。
俺がその揺れまくるスライム乳(スライムがこんなに強いとは思わなかった!)を思わずガン見してしまっていると、隣にいたユアール・プライツがこんなことを言ってくる。
「兄さん、もしかしてあのブルブル揺れているものが気になるんですか? 兄さんは本当の本当におっぱい星人なんですか? もちろんそれでもボクは軽蔑したりしませんけど・・・・・・」
それに対して、
「ち、違う!」
と俺が愚かにも反論してしまうと、それに気づいたアレーシャ・シャーベ軍曹が厳しい軍隊口調でこんなことを言ってきた。
「おい! 貴様ら! 上官が喋っているのに私語するとは何事だ! 階級の高い方が代表して前に出ろ!」
それで仕方なく前に出ると、
「
と言うので言われた通りに背中を向けると、いきなり俺は後ろからヘッドロックされた。
「我のオリジナルの絞め技、アレーシャ・スペシャルに30秒以上耐えられたやつはまだ一人もいない。貴様もすぐに落としてやるからな!」
オリジナルの絞め技って、ただのヘッドロックだしっ!
でも、後ろのおっぱいがやわらかすぎて(正直に言ってしまえば気持ちよすぎて!)マジで落ちそうだった。
しかし、部下たちの前で無様に気絶するわけにはいかないので、俺は時計の針を鮮明にイメージして、そのイメージで自分と自分を絞め落とそうとしている上官を包み込んでみた。
すると、俺の思い通りに2人の時間は早送りされ、一瞬で30秒の時間が過ぎていった。
「30秒経ったぞ! ほら、貴様ら、情けなく気を失って倒れる自分たちの上官を見ろ!」
そう言って、アレーシャ・シャーベ軍曹がヘッドロックを外しても、実質数秒しかそれを受けていない俺はもちろん余裕で直立している。
「貴様っ! 我のアレーシャ・スペシャルを耐えきったというのか! ・・・・・・なんというおそろしいやつ!」
俺はそう言うアレーシャ・シャーベ軍曹の方に向き直って(向き直ってみると相手は俺よりも5、6cmも身長が高かった! 推定178cm!)からこう言った。
「アレーシャ・シャーベ軍曹! 私語の件大変失礼いたしました! ルーフェンス・マークス第142番伍長と申します! 第142番隊共々、本日はよろしくお願い致します!」
すると、アレーシャ・シャーベ軍曹は先程とは打って変わって恥ずかしそうな照れたような声音でこう言った。
「まさか我のアレーシャ・スペシャルを耐えきるとはな。・・・・・・特別に貴様には我のことを今日1日だけアレーシャと呼ばせてやろう」
すぐに、これは試されているのだと理解した俺はこう返した。
「上官を呼び捨てて呼ぶことなどできません!」
すると、アレーシャ・シャーベ軍曹は開き直ったのか、また自信満々の軍隊口調に戻ってこんなことを言ったのである。
「駄目だ! 上官命令は絶対だ! 貴様には今日1日我のことを
それを聞いて驚いてしばらくは何も声を発することができなかったのだが、アレーシャ・シャーベ軍曹がいつまでも呼び捨てにされるのを美しい
「アレーシャ、今日1日俺と一緒にいてくれるかい?」
それに対して俺の上官は、静かにコクンと
※※※
第11話も最後までお読みくださりありがとうございます!
ここまでで、俺(ルーフェンス・マークス第142番伍長)のことを応援してやろう、もう少し見守ってやろうと思われたら、作品フォローや★評価をしてもらえるとすごくうれしいです!(応援コメントやレビューコメントもお待ちしております!)
【次回予告】
第12話 ギャルな聖剣!?❤️
ついに、C
あなたほんとに聖剣ですか? の第12話っ!
どうぞ続けてお読みくださいませ
m(__)m
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