色んなジャンルの短編小説集
如月 愁
ジャンル:死神 世界滅亡系
とある日にやつは現れた。
やつは宣告した。
「種の滅亡かもしくは世界の滅亡か。どちらを選ぶ」
そう宣告した。
だが人間はそんなことは気にせず、
種の滅亡=どの種かが滅亡するのだと思った。
そして時が来た。
「まずは名を名乗ろう。
私は死神。
死を司る神である。
そして君たちは選択を間違えた。
種の滅亡を選ぶすなわち、
君たちは強欲すぎたのだ。
君たちの種。
素晴らしいよ。
ほんとにな。
強欲で傲慢。
嫉妬。
どれほどまでに罪を重ねるつもりなのだ?
世界は嘆いているぞ。」
死神はそういった。
そして人間はやっと気がついた。
自分達に行ってきた過ちそして失敗を。
「だから君たちの住むこの地球には、
滅亡がお似合いだ。
いくつもの種族を破滅、絶滅までに追い込んだ君たち」
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