体育祭でお姫様抱っこをした娘はライバルだった!なぜか同棲VSを申し込んでくる
二葉弥生
体育祭でライバルの女の子をお姫様だっこしたら
第1話 体育祭前夜
「持ち駒の皆さんこんぬま!将棋系Vtuberのぬまぬまです!今日もよろしくお願いいたします」
『こんぬま』
『こんぬま』
『こんぬま』
『こんぬま』
『こんぬま』
『今日は何する?24?ウォーズ?』
僕は
「ごめん。今日は将棋指したくないからラテアワ読みと音ゲーしようかな」
『あっ察し』
『今季調子良いって言ってたよね。てことは…』
「昨日が初黒星だったんだよ。だからまだ引きずってる」
『頑張って』
『頑張って』
『頑張って』
『頑張って。まだ1敗』
「今日配信した理由がリスナーたちに励ましてもらおうと思ったからなんだよね」
『じゃあ持ち駒としても本望』
『たまには弱音言ってもいいからね』
「じゃあ甘えさせてもらうね。じゃあラテアワ読み行くよ~1つ目は」
『クソアワこい』
『僕の読まれるかな…』
「ぬまぬまさんこんぬま!最近楽しかったことはなんですか…楽しかったことか…最近は将棋漬けだったから灰色生活だったかなぁ」
『僕の読まれた~でもごめん…』
「でも明日体育祭なんだよね…」
『体育祭…青春の始まりか』
『青春わいにはなかった』
『頑張れよ!そして前の人どんまい』
「そうだといいのだけど。ちなみに僕は将棋星人じゃないからね。普通に運動もできるからね」
『じゃあ明日何に出るの』
『玉入れ、借り物競争ぐらいじゃね』
「残念でした~明日は綱引きと借り物競争と団対抗リレーに出場予定だよー」
『わ~すごい頑張って』
『頑張って』
『頑張って』
『頑張れよ』
「みんなありがとう!次行くよ~将棋の戦法で最強な戦法を教えてください!うわ〜クソアワだ〜」
『将棋を知ってる人からしたらこれはクソアワの部類に入るけど』
『そうなの』
「結論から言うと最強の戦法はない。あったら僕は早くプロ入りして勝ちまくりたいし、まずその形にならない。すなわち中・終盤が強くなければ将棋は勝てません」
『そっか』
「次行くよ!ホラーゲやってほしい。はい次」
『きれいにスルーしようとしてる』
『ぬまぬま割と怖がりだからね』
「機会があればやってあげよう!割りとすぐにやるかもしれない」
『楽しみ』
『楽しみ』
『ワクワク』
『楽しみ』
『楽しみ』
「次は王将戦の勝者を予想してください。そんなの5冠の方だろう」
『そうだろうな』
「今日のラテアワはここまで!じゃあ音ゲーやって終わりますか~」
『曲は何するの』
「ラテアワを見ていたときにたまたま目に入ったからトンデモワンダーズにする予定」
『トンデモきちゃ』
『楽しみ』
『楽しみ』
『楽しみ』
『ワクワク』
「今日はフルコン取れたら終わるからね~じゃあ行くよ~」
音楽が始まりノーツが降りてくる
「エビバディ→解体!思い出に消しゴム!? あれっ。…」
僕は歌いながら楽しそうにプレイしていく。
『歌いながらのプレイでこの正確性』
『将棋系音ゲーマーVtuberぬまぬまさま』
『将棋系音ゲーマーVtuberって』
今日は調子がいい。ここまでAPできている。ここまでできるのはいいかんじ
「…∞回(なんかい)オチても不死議は鳥壊せない!ワンワンでツーカーでスリーフォー
エビバディ ショウタイム!
ワンワンでツーカーでスリーフォー
エビバディ ショウタイム!
ワンワンでツーカーでスリーフォー
エビバディ ショウタイム!」
曲が終わりエンドロールに入る。でもここからが難しいが…超えた!!
「よっしゃ~一発AP」
『おめでとう』
『おめでとう』
『おめでとう』
『おめでとう』
『おめでとう』
『おめでとう』
「じゃあ終わります!チャンネル登録お願いします!体育祭については明日の動画でバイぬま」
『バイぬま』
『バイぬま』
『バイぬま』
『バイぬま』
『バイぬま』
まさか体育祭で僕にも春が来るなんてその時はまだ想像もしてなかった。
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