第4話
今までに、これほどまでに達成感を感じたことが私の生涯であっただろうか。
3時24分、私の前には大量の肉料理が並んでいた。麻婆豆腐、ケバブ、小籠包、ミートパイ、唐揚げ、アドボ…少々作りすぎてしまったかもしれないな。
まぁ、余ったら近所の人にお裾分けすれば良いか。
空腹のあまりに、頂きますも忘れてかぶり付いた唐揚げは、多少脂っこくはあったが、我ながら非常に美味しかった。
やはり私には料理の才能があるな。
おっと、こうしている場合ではない。
彼女の骨を埋めに行かなくては。
細かく刻んだ骨と臓器をビニール袋にいれ、そのビニール袋を仕事用の鞄に納める。
鞄を大容量のものにしておいてよかった。さて、出発するとするか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます