036_暁の声/Low102

 作品リンク:https://kakuyomu.jp/works/16817330652684089095


 ・愚弟の感想

 連載中ということもあり、感想は短めになります。

 超能力がありつつも、大規模なバトルをしたりせずに日常の範囲内で展開される物語がよかったです。実在感のようなものがありました。

 ただ一方で、起きているイベントまで日常生活らしさが強く感じました。例えば、キャラクターたち会話のシーンですが、本当に生活の一部を編集せずに切り取っているかのようでした。フィクションにおいては、この手の日常シーンは巧妙に編集されていることが多いです。たとえば、キャラクターたちの名前が自然と覚えられるようにだとか、キャラクターの好みがわかるようになっている、などです。

 そういったことをしてもらえれば、より読みやすくなるのかなと思います。今のままだとキャラクター同士の違いが分かりませんでした。


 ・小山の感想

 キャラ文芸としてよい感じではないでしょうか。

 話数が少ないためにあまり言えることは少ないのですが、一番気になったのはポエムですね。

 各話の終わりに入っているのですが、この手のポエムはオサレでそれだけで読めるものか、読めば伏線になっているとわかりやすいものでなければ、読後感に悪影響を及ぼすだけなので、なるべく控えた方がいいです。

 読者は思わせぶりなことを言われるのが一番ストレスになるので、そこに気をつけていただければなと思います。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る