第16話
まあ、何にしろ、渡りに船とはこの事。
舗装された道が少なくてライドブレードが活用し
「じゃあ、とにかく、そこを使いましょうか。ゲズの方、お名前は? オイラは……」
「オマエのファーストネームは知らないが、ファミリーネームがロクスリーなのはオマエのオヤジさんが有名人だから知ってんだよ。だからオマエの呼び名はロクスリーで良いんだよ。オレはダジル=アンバスだ。」
「じゃあ、ダジルさん。とにかく既にオイラたちは先発隊から遅れているんスからショートカットがあるなら使わない手はないと思うっスけど、どうっスか?」
「分かったよ。だが、どこだよ? ホントにあんのか?」
ダジルさんが、割と疑わしげに聞いてくる。
『マスター、
「って、うちの
「分かったよ」
とにかく自警団の
自警団
倉庫内のトイレの前では長蛇の列が作られておりトイレの扉を必死で叩く人と、それすら通り越して昇天して果てている人などがいる。
南無、南無。
人間、こうは成りたくないよね。
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