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 暗号解読捜査班に配属されて七年が経ち、ようやく私も国家機密レベルの暗号解読を任されることになった。数十年にわたり前任者が解読できなかった困難な仕事だ。日夜解読に励み、遂に、遂に解読できた、が。


「知ってしまった! 殺される」


 前任者は解読できなかったんじゃない、。そう気づいたところで突然、私の意識は途絶えた。

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