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「ちょっと、何してるの!」


 急いでカホンとミニアンプを持ち込み、驚く女子委員を余所目に放送室をジャックする。驚いた彼女が職員室へ駆け出したところで、内側から鍵をかけた。準備は整った。バカな俺の提案にのったツレの顔を見て頷く。心臓が今か今かと跳ねている。

 ドアの外から聞こえる教師の声を無視して、マイクのボリュームを最大まで引き上げた。

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