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子どもの頃、通学路にある駄菓子屋と隣家の石塀の隙間がやけに気になったことがあった。通れそうだが、雑草が茂っていて陽が当たらず先が見えない。私はその隙間を探検しようと思った。邪魔になるランドセルを家に置いて元の場所に戻った。だが。
「あれ?」
隙間はなくなっていた。私は多分、ナニカに拒まれたのだろう。
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