閉じる
表示設定
目次
14
ベランダにテーブルとイスを出す。近所の花屋で買ったダリアの茎を切り落とし、花瓶に生ける。豆を挽き珈琲を入れ、イスに座って一息ついた。
「あーあ。仕事辞めちゃったなあ」
不安はあるけれど、花弁の美しさや珈琲の香り、そして爽やかに吹く風が心地よかった。うん、私はまだ大丈夫だ。深呼吸をしたあと、珈琲に口をつけた。
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます