出会い2


「ここが、家だ」


「え!!待って、お兄さんって結婚してる」


「そんな訳ないだろう、だとしたらお前なんて家に入れない」


「いや、だって一軒家だし」


今までの経験上、私を泊めくれたのは、アパートかマンションに住んでいた。


・一人暮らし

・家がまぁまぁでかい

・まだ、結構若そう(予想)


頭を整理すると余計に分からなくなった。


しかし、私には関係ない。所詮、1日の関係なのだ。深掘りはしてはいけない、世の中をうまく渡る為の、オキテだ。




「とりあえず入れ」


「、、、うん。おじゃまします」


外観通り広かった。


「とりあえず、料理作ってくれ、腹減った」


「うん、それはいいけど、充電させて♡」


「何をだ?」


「スマホだよ♡テヘッ」


「チッ!!」


「あれ~、何を充電させてほしいと思ったの~~~、、、もしかして、お兄ちゃん成分とかって思ったの~」


「思ってねぇよ!!はよ、つくれ」


「はいはい~」





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る