英霊紹介02 

セイメイ


伝説の陰陽師。

式神を多彩に操る。華奢な体躯だが運動神経も抜群。



パッシブアビリティ:式神の囁き

⇒式神が周囲の敵の痕跡を感知し、セイメイに語り掛ける。

 

 「しばらく前にここに誰かいたみたいだね」 

 「さっきまでここに誰かいたみたいだよ」

 「気を付けて!すぐ近くに隠れてるかも」



スキル:五封結界ごほうけっかい

⇒四角錐形の結界を展開し、結界の外からの攻撃を遮断する。展開時間は10秒。

 


OD:式神爆符しきがみばくふ

⇒無数の式神を展開し、周囲に絨毯爆撃を行う。爆風を食らうごとに20ダメージと視界の揺れを与える。

 建物の内部などには作用しない。空中は比較的安全。



「おぉ、今日も良い天気だ。占の結果も楽しみだね。式のみんなも、そうは思わないかい?」

「うんうん、そうだね」

「きっとそうだよ」

「セイメイ、遊ぼ?」

「こらこら、今から帝に会いに行くんだ。遊びたいのも分かるが、少しの間我慢しておくれ」


「ふむ、蟲毒によって生み出された化け物、といったところか。全く、芦屋も懲りないなぁ。祓う私の身になってほしいものだよ全く。『急急如律令きゅうきゅうにょりつりょう五封結界ごほうけっかい』 帝、ご安心ください。聖と俗は分かたれました。この結界の中にいれば安心ですよ」


「ふむ、思いのほか手ごわいようだ。仕方がない。『青龍・白虎・朱雀・玄武・勾陳・帝台・文王・三台・玉女』 手荒な真似はしたくはないが、これも仕事でね。済まないが倒されてくれ」


「やれやれ、また片付けないと。これだから嫌なんだ。芦屋もいい加減にしてほしいものだ。みんな、悪いけど手伝ってくれるかい?」

「あ~、またセイメイが壊してる~」

「いけないんだ~」

「セイメイ、遊ぼ?」

「私もみんなと遊びたいんだがね。その前にこの目の前のひどい光景を元通りにしないと。はぁ、ままならないものだねぇ」


「ほう、にわかには信じがたい話だね。しかし…易占で見れば君についていくのが吉と出たか。ふふふ、これも星の導きなのかもしれないね。いいだろう、盟約だ」


「ここどこ~」

「知らない場所だ~」

「セイメイ、遊ぼ?」

「あぁいいとも。何をして遊ぼうか。お、あそこをご覧? 何やら大きな音がしているよ。祭りでもやっているのかもしれないね」


「やぁ、お楽しみのところ済まないね。私はセイメイ。星の導きでここにやってきた、しがない陰陽師だ。ところで、君たちは一体何をやっているんだい? かなり遠くの方まで賑やかな音が聞こえたよ。もしよければ私とこの子達も仲間に入れてくれないかな?」

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