第7話 ダウジング
私には、どうしても分からない奇妙な体験というものがある。
その1つが、今回紹介する物だ。
ダウジング、というのをご存じだろうか?
あのL字型の針金(ロッド)や振り子をもって水源などを探知するオカルトである。
高校生になった私はある部活動の時にしてみようかと冗談半分で話になったが、顧問が本当に部活動で行ってしまったのである。
方法は簡単でL字型に曲げた針金2本の短い方を両手に持ち、長い方を水平に、2本が平行になるように掲げる。これでコップに入った水に向けて近付けるだけである。
すると、針金が回転して平行にしていた先端部が傾く(開くあるいは交差する)、というのが探知したということになるのだが……正直、私は半信半疑だった。
だが、コップに入った水にL字ロッドを近付けた時に、本当に傾いたのである。
私は唖然として、今度は水を机の中に隠してもらって挑戦してみたが、ちゃんと水のある場所に反応した。
もっとも、これは個人差があるようで、どうしても反応しない人も居た。
また、水だけではなく電磁波、家電製品などにも反応することを後に試して知った。
しかし、納得のいかないこともある。
何度か試してみて知ったのだが、この探知は垂直方向に広い割に水平方向にはかなり近付かないと反応しないのである。本当に探知できるのなら、起点となるL字ロッドから球状に反応すべきではないのか?
加えて、これはインターネットの知識からだが、反応する物があっても100%探知するとは限らないそうである。本当に探知するのならば必ず反応しなければおかしい。
ちなみに、地雷の探知率は7割程度とも言われているので自殺願望のある方以外は試さない方が賢明である。
本当に何かを探知しているのか? それとも単なるオカルトなのか?
謎は深まるばかりである。
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