第2話 地震

これは私が体験したこと…なのかもしれません。

ある日の夜中、私は中々寝付けずに布団の中で携帯をいじっていました。

部屋は窓のシャッターを閉めていたため携帯の光だけ有一の光源でした。

やがて眠くなってきて携帯を充電して布団をかぶり直して目を閉じたのですがしばらくして、揺れが来たのです。

小さな揺れでしたので

「小さい地震だ」

と思いニュースも確認せずその日はねてしまいました。

翌日ふと揺れが気になり両親に聞いてみると

「知らない」

とかえってきました。

小さな揺れだったし寝ていたので気づかないのも仕方がないと思いそれっきりそのことは忘れてしまいました。

それからは暫く揺れはこなかったのですが、一週間後またしても揺れが来たのです、

今回はかなり大きな揺れでした。

流石に両親も気づくだろうと布団から出ようとしたのですがここでふと気づきました。

鈴が鳴っていないのです。

私は趣味でキーホルダーを集めているのですが、そのうちの何個かについている鈴が鳴っていないんです。

この揺れの大きさならなるはずなのに、思えば携帯から地震速報も鳴っていません。

ここでふと気づきました。

頭の上から何かの視線が感じることに

私は恐る恐る上を見ました。

そこには、ベットの縁に捕まる大きな2本の腕と大きな2つの瞳がこちらを見ていたのです。

私の意識はそこで途切れました。


後書き

最近は小さな地震が度々起こりますね、小さな地震が続くと大きな地震が来ると言いますからね…

そんなことを考えていたら思いついた物です。

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