前のエピソード――第3話　一行の用心棒稼業

　信太郎

　「信吾、武器にスモールソード、防具にレザーアーマー、レザーガンレット、レザーグリープ、予備の武器にナイフ、一式のひよこ装備だ」

　信吾

　「モンスターとか倒してやる」

　野外の害獣と交戦、スモールソードが弾かれた、害獣の突撃、信吾は逃走、この攻撃魔法に焼いた。

　信吾のモンスター討伐、この最下位のキラーラビットと交戦、このスモールソードが弾かれた毎回。

　武器を扱う体力がないと判断。

　この帰宅とモンスター討伐のデビュー戦はさんざんな結果。

　契約者のジェトゥナ、同行の二人も再会した大人全員が日中の仕事、既婚者、また信仰心。

　全員が一般人の普通枠。

　日本人が多い地域社会、この戦闘職の集まり、この信太郎は一般戦闘職とは違う。

　武器の戦闘職が大半、少数が信仰心の神聖魔法、他に魔法道具の戦闘職も少数。

　術、魔法、召喚、創造、また死霊も操る半妖の信太郎は飛び抜けた戦闘職。

　また地域社会に空手、柔道、剣道、弓道以下はあり得ない発想力。

　両手剣、槍が当たり前、弓、クロスボウが当たり前、バリスタ、カタパルトが当たり前、攻撃魔法が当たり前、神聖魔法が当たり前。

　騎兵は当たり前、騎士団は当たり前。

　伝統的な武芸は大半に消えた。

　信太郎は飛び抜けた側の悪の忍者に代表された諜報と暗殺は生業の暗殺者。

　術、魔法、召喚、創造、死霊以下に信太郎は一騎当千に属した。

　用心棒稼業の範囲にトワは修行中、ガトアは支援と後片付けの担当。

　信太郎

　「ふむ、討伐の依頼ではあるが、割に合わん、また趣味に合わん、なんでモンスター討伐の依頼を、冒険者、傭兵が当たり前だ、なんで俺にした、罠臭い」

　断る形。

　日中の訓練、練習、紹介と試合、魔法職の知識交換、技術者の知識交換、学者の知識交換も多い。

　１００日の経過、日本人社会の暮らしはある、また他の地球人の暮らしもある。

　収入と貯金、この信太郎一行は職場の依頼を引き受けた形。

　王都郊外の幽霊退治。

　信太郎

　「ゴースト、レイス、ゾンビ、この場合の神聖魔法も出ないとはな」

　ジェトゥナ

　「それはそれでよいのでは？」

　信太郎

　「確かに、トワ、ガトア、いくぜ」

　真正面を破壊して侵入、この現れたゾンビの四体に斬り込み、またホーリープレイズに焼いた。

　屋敷のゴースト、レイスが現れたもホーリープレイズに焼いた。

　解決した形、報酬を受け取る。

　戦闘職の範囲に信太郎一行は、日本人社会、エルセリア世界の人間社会、この用心棒の関係にある戦闘職、故に日本人社会の戦闘職ではなく、エルセリア世界の人間社会の戦闘職が近い。

　また信太郎一行は紹介と試合も多い、故に知名度、実力の名声もある。

　信太郎は最速の二刀流の使い手、トワ、ガトアはトルワ村戦士の使い手、ジェトゥナは特になし。

　また信太郎は指突き、指斬り、手首斬り、足首斬り、首切り裂き、首はね、この技の最速の為に試合の結果に定評がある。

　両手剣の一刀両断、この使い手は割と多い日本人社会、だが信太郎の流派とは違い、強引に防具ごと倒す、無理矢理が強く、また工夫もない、技量とも言い難い、豪快を好む力士の社会、故に評価は低い、またエルセリア世界の人間社会では他の流派も多く、最速の二刀流は最速を競う発想力、また技の関係上の無理がない為に評価は高い。

　都会人に高い評価は最速の二刀流、田舎の人間社会に評価は一刀両断。