第24話 僕、サッカーが好きだ

朝起きてリビングに行くと話していたチームの方針や監督のプロフィール

ジュニアのチームの過去の戦歴など色々な資料がテーブルに置いてあった

どーやら僕達の出られなかった県大会では準優勝だったらしい

ハルやリクのチームでさえ2回戦で負けていたのに


そんなチームに僕は受かるのか?


凄く上手い子ばっかり来るのかな?


ケースケやダイスケより上手い子がいるのかな?


そんな子とやってみたい

自分の力がどこまで通用するか試してみたい

僕はそのチームの事が気になってしかたなくなっていた

今日はスクールに行こう

父さんもああ言ってくれたし今はセレクションに合格出来る様に頑張ろう



夜スクールに着き本多コーチと川嶋コーチにセレクションの事を伝えた

2人とも笑いながら


「俺達の責任重大だな。今日は死ぬ気でシゴクからな。」


そう言って2人で気合いをいれていた


「今日のスクールハードすぎない?」


「ヤベー。マジ死にそう。」


みんな口を揃えて言っている

僕もヘトヘトになりながらなんとか頑張った

ぐったりして家に帰って思った事



サッカーが楽しい


僕、サッカーが好きだ


セレクション死ぬ気で頑張ろう

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