無限魔力&錬金武装 ロマ―ン式

お昼寝大魔王

第1話 想定内だ。

普通の生活を送る日々。

俺はいつもの用に備えている。

いつでも異世界に行っても良いように。


しかしそれは俺の想像を超えていた。

扉を開けたら異世界?

トラックにひかれたら異世界?

女の子を殺人鬼から救ったら異世界?

朝起きたら異世界?

缶コーヒーを飲んでるいたらそれは起きた。

俺の足元は急に無くなり、落ちている。

歩いてるわけでもなく、死んだわけでもない。

ただ立っていただけで急に落ちている。

しかも缶コーヒーはホットで俺の顔にかかっているのが地味に熱くて痛い。

俺は備えていた台詞を口に出す!

「ピギャーーーーーーーーー!?」

まだ余裕があるのだが、そろそろ来てくれないか?

神よ!。

そうして俺は光に包ませた。


目を開けると予想通り神がいた。

後光を纒った髭もじゃの神様。

俺は内心 超絶美女の女神を夢見ていたがガッカリだよ。

じいさん神様は微笑みながら手をかざす。

しまった!読心術か!?

テンプレかよ神よ!

俺の頭上から雷が落ちると

「ピギャー!」

微笑む神とアフロな俺。

爺さん神は

「うちの娘は超絶美人じゃぞ!」

もちろん俺は「今からおと~さんとお呼びしてもいいでしょうか?」

次の瞬間先ほど雷が十連で落ちると、

「あばばばばばばばばばば」

俺の口から黒い煙がでてくる。

神様は「そろそろ、本題でよいか?簡単には言うとお主は世界の穴に落ちたのじゃ。」

俺の頭には?マーク、より詳しくきくと。

世界の魔力の元が多くなりすぎた世界は稀に魔力のない世界に魔力を捨てるらしい。

簡単に言うと大きく空気を吸った世界は吐き出し先に地球を選び、吐き出した副産物で俺はこの世界におちてきたらしい。

俺はまず、「そこまでわかっているなら元に戻してくれませんか?」

神様は横に首を振り、「人を一人戻すには効率が悪い、しかも下手をするとお主が耐えきれず死んでしまうぞ。」

川の激流に人を入れるのと同じくらい危険で安全が保てないらしい。

神様は「故にスキルと言うとものがあるので3つまで選び、この世界に生きてくれ。」

そう言われとこの世界のスキル一覧が頭の中に思い浮かぶ。


くくく、それは想定内。

これこそ俺が求めていたものだ!

まずは一つ目 「魔力吸収」

魔力が有限であるならば有るところから貰えばいい!


二つ目は 「魔力変換 物質化」

無限のバワーは制御できない。

ならば固定してしまえばいいんだ!


三つ目は 「錬金術」

固定した魔力を錬金し、有効活用。

生きてるだけで丸儲けなのさ!


この三つを使い、俺は神になる。

そして超絶美人女神を娶るんだ!


そんな邪心を読み取った髭神は

ため息を吐きながら手を向けると

俺の足元に穴が開く、こうして俺は穴に落とされた。

最後に見た髭神は俺を見ると

カッと目を見開き、

一言「天罰!」

俺は「ピギャー、ひぇー、ギョエー。」

そうして俺は穴に落ちてる最中ずっと感電させられた。

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