第11話 これはだめだ…やべぇ…

俺:「ファイヤーボール」

皆:「なっ!?」

俺:「あっやべ」

シェラ:「カバー!!」

シュピィィィィン

ドゴォォォォン

バリバリバリィィィィィン

…………………………………………

…シェラが咄嗟に張ったカバーで父さんたちは無事。それ以外は…、消し炭…ですね…

俺は悟った。

これ…やべぇやつや……

シェラ:「はあ…っ、なんだ、この威力は…」

俺:「ごめんな、やりすぎちった(てへぺろっ)」

父さん:「無詠唱でこの威力とは! その優秀な力を持っておきながらコントロールできず、辺り一帯消し炭にするとは。それは魔法への冒涜である! レマ、わしはお前を許さん! おい、そこの魔法使いたちよ」

そこら辺の魔法使いたち:「はっ!! 魔よ静まれ、静寂よ訪れよ。スリープモア!」

そうして俺の意識は途絶えていった…

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