第9話 決闘!え、雑魚くね?
「シェラ様ー! 頑張れー!」
こうして決闘が始まったわけだが。まあ次期当主というのもあり、ほぼ全員がシェラの応援だね。えひどくない? 俺泣いていい?
シェラさん、こう見えて国内屈指の魔法使いらしい。だからこの決闘を受け入れたんだね。うわー卑怯。こんなんが次期当主になったら領地内で内乱が勃発すると思うんだけどなあ
「よーい、はじめ!」
なんか考えてるうちに始まっちゃったよ。まあ魔法だけで対戦すればいいんよね、軽くこなしたろ。
「考え事かぁ? 随分と余裕そうだなぁ。その性根へし折ってやんよ、ファイヤーボール!」
わー、すっごい雑魚そうなセリフ言いながら魔法放ってきた。えー、何使おう。詠唱しながらの方がかっこいいし……
そうだ、どうせなら観客が驚くようなのにしよ。きーめた
「ファイヤーボール」
ゴオッ!!
シェラのファイヤーボールがサッカーボールくらいの大きさで、俺が出したのは…そうだな、グランドピアノ丸一つ分くらい?
つまるところ。
…やりすぎちった☆(てへぺろっ)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます