第五十二話 「Перед развилкой(二又の先)」

"ビュォォォオオオオオオオオオ―――――


「(и этот камень,)

(・・・また、この"石".....)」


「О! Этот камень? Это


 тот самый камень


 который недавно был


 выложен на опушке


 леса, не так ли!?

(オイッ...! この石は....っ?


 ちょっと前に....っ


 森の側に並んでた石と....っ


 同じ石じゃねえか....っ!?)」


「(・・・・・)」


何か驚いた様子を浮かべているアントンを見ながら


レベデワは、自分の目の前にいくつも並んでいる


四角い、腰ほどの高さの金属とも


何ともつかない石碑の様な物に目を向ける....


「(104...)

(104....)」


"ビュゥゥウウウウウウウウ―――――ッ


かなり雪の強い中、その石が並べられた場所から


右手の方を見ると、そこにはおそらく


"104ダーチャ"の施設と思われる


コンクリート造りの、あまり大きくはない


小屋程の大きさの建物が建っているのが見える....


「Здесь также есть


 несколько других


 зданий связанных


 со 104.

(他にも2、3、この辺りには


 104関連の建造物がある様だが....)」


「А пока давайте войдем


 в здание справа,


 Хлопнуть!

(とりあえず、向こうの


 右側の建物に入りましょう―――――


 パンッ!)」


「Бурру,

(ブルルッ....)」


"ザシャッ!"


アハルテケの首を手綱で打つと、レベデワは


右手に見える建物の中へと入って行く


「(Цвефов,)

(ツベフォフ.....)」


"ビュォォォオオオオオオオオ――――――ッ

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