第40話 友達として
「
「
「魔人族MIXだそうだが、どうやら魔族にかなり知り合いがおるようだとも」
「それは…、大いなる懸念ですね」
「とりあえず王国は、多少の懸念をスルーする事にしたらしい。今、余計な詮索をして彼女と敵対しては元も子もないからな」
「確かに。今ならば彼女は得難い味方です」
「陛下も仰っておられた。望む事は唯1つ。『
お館様の願い。
今、
「私の事、どれだけ聞き及んでますかー?」
元々腹芸等不得手。
真っ向から応えるのみ。
「その上で訊ねたい。貴女は
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隠していた
子供相手に、こんなにも実直なんてー。
「それには即答出来ます!私はクラリスを無二の親友だと思っていまーす‼︎」
かけがいのない友。
それ以外の何者でもないよー!
「私もよ!ミルキィ‼︎」
クラリス⁉︎ うん!ありがとう‼︎
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後日。
ケイン辺境伯より、内々の報告があった。
「陛下」
「やはり
「それは重畳。
「
それ位は期待してもバチは当たらぬであろう。
そう言えば、クラリスはアロンの婚約者候補だったか?後1人いたな。フム、そうだ、セレンディアと言ったな。グラント公爵の令嬢だ。コチラもミルキィのクラスメートだったな。彼女が我が国を棄てる要素が減っていく事に、唯々女神サンディアに感謝せねばなるまいて。
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